久々のレトロエレクトーン演奏動画です。
今回はユーミンがこの曲を作る時に影響を受けたプロコル・ハルムの大ヒット曲「青い影」をイメージさせるアレンジにしてみました。
「青い影」は昔エレクトーンを習っていた人なら必ず弾いたことがあるくらいの有名曲で、ベースを練習するのに最適な練習曲でもありました。

今回はエレクトーンD-700のトレモロ機能を使って初のマイク録音です。
このトレモロはスピーカーの前のドラムを回して音を回転させるレトロ方式（扇風機の前でア～～と声を出してるのと同じような状態）なので、今までのようにラインで録音することができません。
マイクで録音すると打鍵音などのノイズが一緒に録音されてしまいます。エレクトーンのボリュームを大音量で出すことができれば、ノイズ音もあまり目立たず録音できるのでしょうが、そんな環境ではないのがなかなか難しいところです。
なるべく打鍵音がしないように、ソフトタッチを心がけましたが、グリッサンドや思わずハードタッチしてしまったところはカチッ！と目立つ音がします。なんとか打鍵音を取り除こうとしましたが限界があり‥今回は打鍵音などのノイズも演奏の一部だと思ってお聴きくださいW

トレモロを使うと、一気にレトロ感が増し増しです。
普段は結構トレモロで遊んでいますW
トレモロの華やかさがよく伝わるような重音奏を意識して弾いてるうちに、クセ強め重音奏アレンジになりましたW
D-700にはハモンドオルガンなどで有名なレスリースピーカーを繋ぐことができるみたいなので、いつか機会があれば手に入れてみたいです。

このD-700以降にトレモロに代わる電子回路方式のシンフォニックコーラスが登場してきました。トレモロよりきらびやかでうるおいを感じさせる音がきれいで、学生の頃はシンフォニックばかり使っていましたが、今になってトレモロに夢中になっているのは不思議な感じがします。