こんにちは。読んでいただきありがとうございます。
学生の頃から憧れていた映画アメリのような部屋での暮らし。
ここではマンションを購入し、そんな憧れだったアメリ部屋づくりの道のりをつづっています。

以前までのお話 ↓

【輸入壁紙との出会い】

私は大学卒業後に会社員として働いていたがその後会社を辞め、専門学校に通っていた。その時の課題でデザインを考えていた。
レトロな柄のデザインにしたくて、パソコンでレトロ柄をいろいろ検索していた。
すると自分の思い描いていた通りのレトロ柄の画像を発見。
この画像、なんだろう？と見てみると海外の輸入壁紙の画像だった。
そこで私は初めて輸入壁紙の存在を知った。
画像は輸入壁紙を日本で販売している壁紙屋さんのものだった。
気になってその壁紙屋さんのホームページを見漁った。
私が思い描いていた、こういう壁紙があったらいいのに…！が大量に出てくる、出てくる。このお店を知った時、私は本当に嬉しくて１人暮らしの部屋で静かに興奮していた。
ホームページには相当な数の壁紙の画像がアップされているのだが、ほぼ全て閲覧したと思う(笑)
私が興奮した壁紙屋さんはこちら

【輸入壁紙と賃貸物件】

さらに輸入壁紙で検索し、いろいろな記事を読み漁っていると、どうやら賃貸の部屋でもその壁紙を貼ることができるらしい！
自分で賃貸物件の壁に輸入壁紙を貼るやり方などの説明が丁寧に記載されていたりもする。ここのお店は読み物としても面白い。
ただ…読み終えて思ったが、私にはできる自信がない…！！
まず、賃貸物件に輸入壁紙を貼る場合、
貼る方法も何種類かあるのだが、一番見た目がきれいになる貼り方だと
貼ってはがせる壁紙専用ののりを壁に塗り、壁紙を貼っていくらしい。
しかも、部屋の壁ってスイッチがあったり、コンセントがあったり、障害物？がたくさんある。
そういう箇所の貼り方も丁寧に記載されているのだが、私には到底きれいにできる自信がなかった。
それ以前に、心配性の私はいくら貼ってはがせるのりと言っても賃貸物件の壁に直にのりを塗る行為に、もし退去時にきれいにはがせなかったらどうしよう…と思って少々気が引けてしまった。
そんなわけで、学生時代から思い描いていたこんな壁紙があったら…に出会えて狂喜乱舞したものの、賃貸に住み続けている限りはなかなか難しいな…とここでもアメリ部屋をつくることは断念していた。
そもそもこの頃の私は全てにおいて余裕がなく、「部屋をおしゃれにして～」みたいなことをやっている場合ではなかった。

その後専門学校を卒業し、地元に戻った。色々あったのち、今の夫と出会い同棲をすることなる。
この頃には学生の頃より色んな意味で余裕ができていたので、また輸入壁紙の思いが高まっていた。せめて部屋のどこか一面、一番壁面積が広く障害物の少ないところに貼れないか…？
夫と東京まで行き、輸入壁紙を貼るワークショップまで参加したほどだ。
だがやはり今一歩踏み出せずにいた。
ワークショップで貼り方の難しさを実感したのと、輸入壁紙って、まあまあお値段が高い！今、同棲しているこの物件、あと何年住むだろうか…？
とか、また心配性の悪いクセが。そんなことをうだうだ考えていて時間が過ぎ去っていった。