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猫と絵本とアイフォンと

時が経つのは早いもので、八月も昨日で終わり、今日から九月になりました。

暦の上ではもう秋なのに、秋の足音はまだ遠く、夏はまだまだ居座りそうです。

毎日毎日こう暑いと、猫のように転がったまま、何もする気がなくなりますが…。

どう頑張っても、猫になれない僕は、何もしないで寝ているわけにもいきません。

働かざる者、食うべからず。生きるためには働くことが、やっぱり必要不可欠で…。

とか言いながら、好きなモノに囲まれて、仕事をするのが、実はすこぶる楽しくて。

他のどんな仕事よりも、この仕事が、僕にはやっぱり合っているような気がします。

昔やっていた画家よりも、パン職人や洋菓子職人よりも、今やっているこの職業が。

趣味と実益を兼ねている、古物商というこの職業が、おそらく僕の天職に他ならず。

と言うわけで先月も、アイフォンを手に黙々と、ヤフオクの出品作業をしてました。

戦前の週刊朝日と、戦時中の少女倶樂部の付録です。
戦時中の雑誌(寫眞週報や少年倶樂部など)です。
戦時中の子供の雑誌や、戦後の絵本や紙物です。
戦後(昭和二十年代後半)の絵本や雑誌です。
昭和三十年代の雑誌の付録漫画や絵本です。
少女や猫のイラストが可愛い絵本もあります。
こちらは、乗物(新幹線や電車など)の絵本です。

そして↓こちらの投稿は、僕の仕事の邪魔をする、我が家の三匹の猫たちです^ ^

ところで僕は、もう何年も前から、アイフォンを使って出品作業をしています。

それまでは、デジタルカメラとノートパソコンを使って出品していたのですが…。

出品するのに、手間と時間がかかり過ぎて、あの頃は、面倒な時もありました。

が、アイフォンを買い、アプリを入れて出品すると、いとも容易く出来ました。

市で仕入れた商品をアイフォンで撮影してから、そのままアプリでサクサクと。

おそらく以前に比べると、何倍どころか何十倍もタイパがいいかも知れません。

さらにコスパも良くなって、時給に換算してみても、決して悪くない数字かと。

時は金なりと言いますが、時間を短縮出来たことで、収入もまた増えたのです。

それ以来、僕にとってもアイフォンは、切っても切れない相棒のような存在で。

アイフォンを生み出したスティーブ・ジョブズに、感謝しても仕切れないほど。

この地上で過ごせる時間には限りがあります。本当に大事なことを本当に一生懸命できる機会は、二つか三つくらいしかないのです。

終着点は重要じゃない。旅の途中でどれだけ楽しいことをやり遂げているかが大事なんだ。

すばらしい仕事をする唯一の方法は、自分のやっていることを好きになることだ。

前進し続けられたのは、自分がやることを愛していたからだ。

自分の居場所を自分でつくるんだ。

スティーブ・ジョブズ

そんなジョブズの言葉にも、勇気をもらったり、背中を押されている僕ですが…。

ジョブズが言っているように、地上で過ごす時間には、誰しも限りがあるわけで。

残り少ない人生で、僕が最後にやりたいことは、レトロ可愛いブックカフェです。

松山の三津浜にある古民家で、妻と一緒にDIYをして、憩いの空間を作ることです。

老後はそこで、ブックカフェのマスターとして、のんびり楽しく過ごしたいなと。

大好きなジャズのレコードを聴きながら、レトロ可愛い絵本や紙モノに囲まれて。

一見さんも常連さんも、それぞれの場所にいて、それぞれの時間を、まったりと。

たとえお店に、閑古鳥が鳴いたとしても、それはそれで、妻と一緒にゆったりと。

もちろんそこには猫もいて、コーヒーの香りと共に、僕らを癒してくれるのです。

なので、今やっているヤフオクの出品やお店は、その過程に過ぎないのですが…。

だからこそ、未来の夢に繋がる今の仕事が何よりも、楽しいのかも知れません。

大きな夢に繋がる架け橋を、毎日毎日一歩一歩、地道に歩いているかのように。

パリへの道も一歩から。塵も積もれば山となる。そんな気持ちで、コツコツと。

そんな夢の架け橋を、妻と一緒に渡るため、先月もまた錆猫本舗へ行きました。

愛媛県の四国中央市から車に乗って、約二時間。松山の三津浜にある古民家へ。

今回も、我が家でずっと眠っていた、箱入り娘(古本や古雑貨)をたずさえて。

そう言えば先月は、名古屋の方から錆猫本舗へ、☟こちらの方々が来てくれました。

ちなみに彼女は、作詞や作曲もされている、とても魅力的なミュージシャンです。

インスタでは、彼女が歌う素敵な曲を聴くことが出来るので、興味のある方はぜひ!

そして↑こちらのお客さまは、名古屋で素敵な本屋さんを経営されている方です。

お店の中には黒猫がいて、英国の本もたくさんあるので、興味のある方はぜひ!

P.S.  錆猫本舗は三連休(9月16日17日18日)も、無人で営業しています。

お値段は、一階にあるモノも 二階にあるモノも、どれでも一律百円です。

一般の方はもちろん、せどりや仕入れも出来ますので、プロの方もぜひ^ ^

古本 古雑貨 百円均一 愛媛県松山市住吉2丁目3-4

もしもサポートしていただければ、そのお金は、ブックカフェをオープンするための開業資金として、大切に使わせていただきます。