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82. わたし、愛想笑いも。

近頃、愛想笑いをする機会を
なるべく減らしてきたように思う。

なるべく
楽にいられる場に身を置いて
愛想笑いをしなければいけない場を避けて。

たまたま
昨日今日と久しぶりにそういった集まりが続いた。
職場の飲み会と、大学時代のクラスの集まりだ。

今日、無理に笑っているせいか
頬が痛くなってきている自分に
心の中で苦笑い。
似つかわしくない場に、無理に身を置き続けるのは辛い。
そういうオーラ、きっと隠しきれず出てるんだろうな。

でもちゃんと。
昨日は、ほとんどの人が2次会に参加する中、次の日予定があるからと欠席し
今日も、永遠と続きそうだった話に、夕方から予定があるからと切り上げてきた。

両方とも嘘ではない。

わたし、愛想笑いをする機会も
まだある。やっぱりある。どうしてもある。

人間関係もそう得意な方ではない。

自分なんてきっといなくても変わらないだろうに。
自分になんて興味ないだろう人たちと
楽しそうにダラダラと食事をする時間の
なんと無駄なこだろう。

ただそこに属しているという
それだけ。その集まりに参加する理由は。

そんな時間も、やっぱりある。

仕方がない。
仕方がない。

減らしてきた、
無理をし続けなかった自分に拍手。

そうでしかいられない自分、
なんて、
なんて人間らしくて、愛らしいのだろう。

そう思えばいい。

愛想笑いもしながら
ちゃんと、それなりに、人間らしく

生きてます。

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