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「笑うバロック」バックナンバー101-200

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記事一覧

笑うバロック展(101) チェンバロの芸術、蓋とか脚とか(2)

バッハと関係が深いといわれるミヒャエル・ミートケのチェンバロ。 ベルリンのシャルロッテン…

笑うバロック展(102) バロック夫婦善哉

1995年の東京の夏音楽祭で、ヴィスとメロンのマドリガルコメディを鑑賞しました。新大久保のグ…

笑うバロック展(103) 白色彗星のオルガン

映画「用心棒」と、そこで取り上げられたチェンバロを「笑う」のはいささかテーマに合わなかっ…

笑うバロック展(104)  吉田秀和のバロック

吉田先生の名著は音楽史全般を視野にしていますから、マイナーどころはほぼ一蹴されています…

笑うバロック(105) 簡単には言い表せない

1977年セオン・レーベルで、レオンハルトたちが録音したブランデンブルク協奏曲。 そこにレオ…

笑うバロック展(106) 「乞食オペラ」の歴史(2021年3月更新)

クリスティの意外な新作は「乞食オペラ」でした。日本でも数年おきにミュージカル上演されてい…

笑うバロック(107) その後の「21世紀・バロック音楽名曲選100」 [32]-[45]

32件目からさき。 まだ先が長いですねえ。 なんとか50件まで選んで、その後の50件は少し自由にしたい。 メジャー作曲家のマイナー選曲と、特殊楽器あたり。 [32]ミシェル・ランベール(1611-96)作曲 □ 「宮廷歌謡」。「ルソン」。そもそもランベールが選ばれないとは!! [33]ルイ・クープラン(1626頃-1661)作曲 □ ヴィオール合奏曲。そもそもルイ・クープランが選ばれないとは!!!! [34]ダングルベール(1629-1691) □ クラブサンのための組

笑うバロック展(108) コーヒーの来た道バロック音楽、続々と

1986年のハンガリーのケチュケーシュアンサンブルによる「ヨーロッパで記譜されたトルコの音…

笑うバロック展(109) 二コラ・ベルニエの世俗カンタータ第3巻、第4番「ル・カフェ」…

LPレコードのジャケットはdiscogsから拾いました。素晴らしいデータだと思います。-----------…

笑うバロック展(110) 礒山100選 プラス皆川100選

礒山100選は、17世紀初頭から18世紀前半の1世紀半を想定し、おおよその発表年代順の並べ、…

笑うバロック展(111) コレッリ ヴァイオリン・ソナタ集(作品5)

コレッリ ヴァイオリン・ソナタ集(作品5) よく聞く伝説では、コレッリは亡くなる前に残す(…

笑うバロック展(112) 娘たちよ、よりよく生きよ「ピエタ」

ビバルディの検索をしていたら、こんな小説がヒットしました。参考文献を見る限りかなり調べて…

笑うバロック展(113) 少年たちよ、よりよく生きよ「バイエルンの天使」

バッハのカンタータ録音。 セガーラ神父が登場する、おそらく53声ミサの録音。 「ディドと…

笑うバロック(114) 日本の誇る小さな巨人、5フィートより少し高い

2012年アムステルダム・コンセルトヘボウ。イヴァン・フィッシャー指揮。 指揮者の周りにリピエーノ・ソプラノ(児童合唱)が取り巻くレイアウト。 そして、35曲と57曲のオブリガート。 歴史のあるホールで、そこのオケ団員でなく、ゲストとして、もしかしたら日本人初かしら。いやいや、もはや彼女はお客様ではない、立派な欧州人に見えます。ラグビーのリーチ・マイケルみたい。わたしには彼は大変立派な日本人に見えました。 緒方貞子さんの訃報を読みながら、思い出しました。 それにしても、緒方