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宇和島市の復興まちづくりアドバイザーに就任しました。

 10月19日から、西日本豪雨からの復興を目指す、宇和島市の復興まちづくりアドバイザーに就任しました。昨日は宇和島市を訪問し、まず宇和島市とRCFの協定締結式を行い、その後に岡原市長よりアドバイザーの委嘱状を交付頂きました。

 宇和島市とは、愛媛県庁の井上貴至課長のご縁で西日本豪雨後に訪れ、Readyfor米良さんはじめ多くの方にお世話になって、被害が甚大な柑橘農家へのクラウドファンディングを通じた支援で500万円を寄附致しました。

農業関係の被害総額150億円 愛媛県宇和島市の柑橘農家にご支援を
https://readyfor.jp/projects/uwajimamikan

クラウドファンディング支援金を、宇和島市かんきつ農家の皆さんにお渡ししました。
http://retz.seesaa.net/article/461083608.html
 
 そして、復興期に入る宇和島市をさらに支援するため、今回の協定締結となりました。
 これからの取組は4つあります。

1. 復興計画策定のアドバイス
 宇和島市では、これから今年度末に向けて復興計画を策定します。これからの宇和島市の復興に向けていかなる計画が必要か、助言を行います。

2.柑橘農家の支援
 宇和島の最大の課題は、中心産業である柑橘の復興。東北ではキリン社と共に水産業支援を行ってきました。その経験を活かし、生産者の皆さんと商品開発やブランディングを行いたいと思います。また、これからの農家の担い手確保にも取組みたいと考えます。

3.復興にむけた中間支援組織の立ち上げ 
 地域内外の方が復興プロセスに関わるため、民間主体の復興チームが必要になります。復興への想いをもつ民間の方の話を伺いながら、様々な復興プロジェクトを進めるための母体の立ち上げを目指したいと思います。

4.全国の企業・NPOのコーディネイト
 西日本豪雨災害に関心をもっている企業・NPOの皆さんも少なくないと思います。宇和島市の各部長にも挨拶させて頂き、ある程度復興上の課題は把握させて頂きました。宇和島市への支援に関心がある企業・NPOの方はぜひご連絡頂ければ、現地ニーズとマッチングさせて頂きます。

 私自身は月に一回の訪問となりますが、近日には宇和島市に復興支援コーディネーターを一人常駐する体制をとり、市役所だけでなく現場のニーズも丹念にうかがっていきたいと考えています。
 ぜひ、宇和島市の復興のこれからに関心を寄せて頂ければ幸いです。

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