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はじめまして、reve de vertです。

最初の投稿、ドキドキです。
私は現在カフェの独立開業に向けて活動をしています。
「reve de vert」(レーブ・ド・ベール)という屋号を掲げたのは一年前のこと。
好きな小説のタイトルを基に名付けました。

意味はフランス語で”緑の夢”。
元々パティシエになり店を開くのが夢で、自身の名前が緑(みどり)なので。
日本語に訳すとどうも恥ずかしいですね…笑

メインコンセプトは野菜をつかったお菓子。
なぜ野菜をわざわざお菓子に使うのか。
それは楽しいおやつの思い出と一緒に、野菜を好きになってもらいやすくするためです。


私自身、小さな頃は好き嫌いが多かったです。
でも糖尿病である母を見て育つ内に、何も気にせず当たり前のように好きなだけ食べられる事がどれだけ幸せなことか、実感する事が幾度もありました。

血糖値のコントロールは決して簡単なことはなく、「糖質多そうな食事かも…」と間違えてインスリン注射を打ち過ぎれば、低血糖になり会話も成り立ちません。
朝目覚めてこない母を家族全員で会社も学校もそっちのけで介抱する日もありました。

そんな私が高校生の時出会ったのが野菜スイーツ専門店。

今はもう店舗が無いのですが…野菜を使うだけでなく、低糖質にもこだわったラインナップでした。

これだっ!と思いました。
お菓子を通して野菜を好きになる事ができれば食習慣が変わる。
病気を治すのではなく、そもそも病気になる事自体を減らすきっかけになる。予防栄養の思考です。

管理栄養士の資格を取り、大学卒業後晴れて憧れのパティスリーに就職しました。
ところが色とりどりの野菜スイーツに心躍ったのも束の間、古典的なケーキ屋の労働環境に心が先に負けてしまったのです。


一度は諦めてしまったパティシエの道。
それでも食に関わり続けたい思いで、料理教室講師、食品メーカーと仕事を経験していきました。

そんな時、通っていたカフェの店主さんが「うちで間借りカフェをしてみないか?」と声をかけてくださったのです。
また誰かにお菓子を食べてもらえる、こんな嬉しい事はない、そう思って飛び込んでみました。

やっぱりお菓子っていいな。
食べている時、みんなとっても優しい笑顔になるんだもの。

もう一度開業に向けて動く大きなきっかけとなりました。


こうして始めた開業準備。
まずは心から喜んでもらえるお菓子をつくるために、メニュー開発・スキルアップに日々取り組んでいます。

記憶は好き嫌い、つまりは味覚の形成にとても影響します。
野菜のお菓子を食べて美味しい、楽しい、嬉しいと思ってもらう事。
それが野菜を好きになる第一歩だと信じて。

長くなりましたが、こんな私の開業までの道のりをこの場をお借りして少しずつ綴っていきたいと思います。
どうぞよろしくお願いします☀︎

活動の最新情報はInstagramで更新中です✍️

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