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南海トラフ地震でも予想されます

災害による影響は、素因となる地形や地質、社会環境などに加え、トリガーとなる現象(大雨、地震など)の度合いで大きく変わります。

令和6年1月1日に能登半島で起きた地震はそれらが重なり大きな被害につながっただけでなく、救助や救命、支援そのものに影響を及ぼしています。

東日本大震災では被害の多くは沿岸部の津波によるもの。
熊本地震は広範囲に被害を受けましたが、被害を見て回る範囲では道路の損傷は局所的であったと思います。
今回の能登半島地震では、被害を受けた社会基盤の中でも日常生活や物流を支える道路の損傷が著しく、避難や地域からの脱出や救援(外部からの進入)に支障が出ています。

これらのことから、これまで経験したことのないケースであると同時に、新たな課題を突き付けられたと言えます。

南海トラフ地震でも同様のことが予想されます。
今後も必ずどこかで起こるであろう大地震を前に、教訓を踏まえどう対策を講じていくか。

国だけでなく、企業、個人も真剣に向き合う時が来ています。


※文中の表現が適切でない箇所を修正しました。(1/6)

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