写真はレイアウト

画像1 恵比寿の東京都写真美術館で「没後50年 木村伊兵衛展」を見た。既に木村伊兵衛の写真の多くは見ているが、パリで撮ったカラー写真は新鮮で刺激的だった。パリで木村伊兵衛がブレッソンと話をして、「写真はレイアウトで決まる」という確信を得たという。木村伊兵衛がライカを駆使して写真たちを撮ったのは80〜90年も前からだ。しかし、現在、その写真たちを見てもなんら色褪せることのない迫力と瞬間を切り取る感覚、さらに大胆なレイアウト(構図)には圧倒される。温故知新とはこのことだ。2024.4.17

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?