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2024年4月、日本に住みながらアメリカのクレジットカード「マリオット ブリリアントカード」を実際につくってみた!

1.アメリカのクレジットカードが欲しい!

アメリカのクレジットカードを作ろうと思ってググっても、”駐在員”や”米国在住”の方向けの記事がほとんど、日本在住の方向けの記事を見つけても”いろんな情報をかき集めただけのもの”や”昔の記事””憶測”で書かれているものばかりで、「やっぱり無理ゲーなのかな・・」と思われている方も少なくないのではないでしょうか。
私もその中の一人で、自分で色々と調べながらも、これは無理ゲーだなと思いながらあきらめかけていました。
でも、どうしても欲しいカード『Marriott Brilliant(マリオット ブリリアント)』

というアメリカで発行されているアメックスのカードの特典を見れば見るほど、「あきらめるにはまだ早い!」と思って、思い切って実践してみました。
後ほど詳しく解説しますが結果的には約1ヶ月で取得ができました♪

ちなみにそのマリオットブリリアントカードですが、今なら入会キャンペーン6か月以内に6000ドル決済で185,000ポイント(※2024年春のCP)もやっていたり、

それ以上に、ホルダーになるだけでかなりのメリットがあるカードなのです♪

  • 保持するだけで”Marriott Bonvoy プラチナエリート会員”

  • 年会費更新時に無料宿泊特典(85,000ポイント迄)

  • 世界中のレストランで利用可能な300ドルのクレジット(月25ドル迄)

  • 毎年6000ドル利用で選べるナイトリーアップグレードアワード

  • 25泊の宿泊実績

  • 海外事務手数料無料(海外旅行の強い味方)

などなど、日本の「MARRIOTT BONVOY PREMIUM」カードとは正直比べ物にならないくらい素敵なカードなんです。やっぱりアメリカは規模が違うな~と思う代物ですよね。
実際に、「失敗してもいいからとりあえずやってみよう♪」と思いチャレンジしてよかったです。2024年3月中旬にスタートして、4月中旬に無事ゲットすることができました。

余談ですが、日本のマリオットボンヴォイカードを24年1月に発行していた私は、2月からのキャンペーンを活用してプラチナ修行をしようとたくさん泊まってみていました。でも10泊もすることには「こんな大変なこと毎年できない~!」ともうさっそくに疲れていました。しかもお金も50万くらい費やさないとプラチナになれない。。そこで色々としらべて、今回のブリリアントカードを取得すれば楽になる♪と思ったのが一番の動機です。そして、年会費も650ドル(現時点換算で約10万円)で25泊もらえるのなら「全然タイパもコスパもいい♪」と思っています。
日本のボンボォイカードで宿泊実績15泊付与、そしてこのブリリアントカードで25泊付与で40泊に。さらに今考えているのはアメリカのマリオットビジネスカードを取得すれば15泊分も得られて、一切宿泊しなくても55泊をデフォルトで持てる状態をつくろうと考えています。そうすれば毎年チタンになるのに20泊だけでOKなんです♡

ずっしり重厚感のあるカードです。
この封筒に入って送られてきました。

実は一人では心もとないので、一緒に取得を目指していた友達もいたのですが、無事ゲットすることができたので、これはきっと良い方法だと思って、一人でも多くの方に知っていただき、より充実したクレジットカード人生を楽しめる方が増えると嬉しいと思って記事を書いています。
もしこの記事が役に立った方、いいなと思った方は”いいね”♡を押してくださるととても嬉しいです。

正直、無料にすべきか迷ったのですが、自分で実践するにはかな~り頭をつかって、時間とお金もつかったので、ふだんビジネスをしている自分としては、有料で自己投資をして頑張ろうと思われる方向けに記事を書いた方がいいと思い、29,800円という設定にさせていただきました。
おそらくすでにプラチナ修行をされている方でしたら、毎年50万円くらいは費やされていると思いますので、このブリリアントカードが手に入れば年会費だけでプラチナになれると思うと記事の価値を感じていただけると思います。
また、実際に必要なものを一からすべて準備・用意するとおそらく半年くらい取得にかかると思われますが、後半の有料ページを読んでいただければ早い方では2週間~1か月、じっくり準備が必要な方で3か月~半年ほどが取得までの目安になると思います。

それでは、私と友人が約1か月でアメリカのクレジットカード”アメックス・マリオット・ブリリアントカード”を取得できた方法について記事でお伝えしようと思います。
約1か月と書きましたが、実際に2024年3月に思い立って準備を始め、途中で手続きの勘違いもあってタイムロスした関係で1か月もかかっただけなので、本当であれば2~3週間で取得できていたと思います。時は金なり、何事もなるべく早い方がいいですもんね。

では最初に、取得できる方の結論としては、
「中学校英語程度で翻訳を使いながらチャレンジする気持ちのある方」
「現在、アメックスのクレジットカードを概ね3~6か月以上は使用している方」
です。
もちろん、今からアメックスのカードを持つ方も参考になりますし、よりお得な準備の仕方もご相談いただけましたら別途お伝えさせていただきます。
日本にいながらも、アメリカのクレジットカードを作成し、より良いカードライフを目指していきましょう。

ただ、取得するにあたっては2点だけハードルがあります。
これはいろんな方の記事や情報には記載がなく私自身実際に考えて苦労したところです。
私の経験で審査が通った実体験を通して、どんなハードルがあって、どうすればそのハードルを越えて見事ゲットに至ったかも含めて伝えします。チャレンジを楽しみながら進めていきましょう。

アメリカのクレジットカードの取得にはいくら必要なの?
と最初に思われる方もいると思いますので、まずは確認をしておきます。
ケースによりますが、実際に私が取得した際の費用は、合計で約150ドルでした。方法によってはもう少しお安く取得は可能です。
内訳:
・電話番号取得 約25ドル
・住所取得 約10ドル
・住所取得申請手続料金 約30ドル
・在住証明 約20ドル
・郵便手続料金 約70ドル

また、毎月のランニングコストとして約10ドルをみておく必要があります。

2.日本にいながら、アメリカのクレジットカードをゲットするには

最初に一つ重要な条件を、結論に書きました「アメックスのカードをすでに数か月以上使用されている方」の理由とあわせてお伝えします。
それはズバリ。アメックスのGT(Global Transfer)制度を活用するという方法です。ググれば色んな情報が出てくるので一見分かるようで少し分かりづらいので、簡単に解説します。

☆アメックスのGT(Global Transfer)について
ここでは便宜上、簡単に説明します、日本のアメックスのクレジットカードを持っていれば、その信用スコア(情報)を使用して、アメリカのアメックスのクレジットカードを発行することができる制度のことをGTといいます。(GT)Global Transferは、本来、他国へ移住したり、勤務をするまでのあいだの生活や支払いが困らない為に設けられた制度だと言われていますが、この制度を活用すれば、条件の一つであるクレジットヒストリーをクリアすることができます。自身の経験も踏まえると、3か月~6か月以上、日本のアメックスのクレジットカードを利用されている方はGTが活用できると考えます。ちなみに、GTを使えばSSN(ソーシャルセキュリティーナンバー)や後述する納税者番号(ITIN)は必要なくなる優れものです。
ただし、注意点があります。それは、アメックスが信用スコア(情報)を持っているカードに限られることで、わかりやすく言いますと”セゾン”や”楽天”といった他社のアメックスではGTは活用できません。
現在、アメックスマリオットカード、アメックスヒルトンカード、アメックスプラチナやゴールドなど、アメックスが発行しているカードを使用されている方が対象となります。

ではここまでを整理して、
日本にいながらもアメリカのクレジットカードをゲットするためには、

①信用(クレジットヒストリー)をGTを活用して証明する
日本でも学生だと中々クレジットカードを申し込めなかったり、所得が足りないと申請をしても却下されたりしますよね。アメリカでも同様に、これまであなたが過去にクレジットカードを持っていたのか、支払いが遅延したことはないかなど、様々な観点でスコア化され、ヒストリーとして残っている記録があります。よく、FICOスコアと言われるものがそれにあたります。
これを、上述のGTを活用し、自分は自国で信用に足るヒストリーをもっていることを証明し、他国のクレジットカードの申請に使用します。

②アメリカの住所
クレジットカードを申請するにあたって、米国での住所が必要です。カードの送付先として使用します。

アメリカの電話番号
こちらも申請にあたって、実際に使用します。ショートメッセージ(SMS)が利用できるものだとより便利です。

アメリカの銀行口座
クレジットカードの引き落とし先として利用します。作り方は後ほどお伝えします。

⑤アメリカの在住証明
SSNやITINの代わりに、アメリカに在住している証明が必要となります。GTを活用する場合は必ず求められます。住所証明にはクレジットカード発行会社によって書類は概ね同じものが活用でき、アメックスの場合、インターネット料金請求書、電話料金請求書、Credit Statement、賃貸契約書、車庫証明書、公共料金請求書などが求められます。

以上の5点が必要になります。

※用語解説
・ソーシャルセキュリティナンバー(SSN)

社会保障番号のことを指し、アメリカに就労している方は取得が可能です。
アメリカ在住の方はこのSSNを使用してクレジットカードを申請します。

・納税者番号(ITIN)
アメリカで就労している納税者が取得できる番号です。SSNを持っていない方が代わりに利用するケースが多いです。


ここまででいかがでしょうか。上記の①~⑤を見ると、すべて一から調べて準備するのはまさに無理ゲーかもと感じる方も多いと思います。
しかし、実際に申請が通り、無事にアメリカのクレジットカードを取得できた方法を、後半の有料パートにてわかりやすく、2つのハードルの越え方も含めてお伝えしていきます。
ちなみにハードルの一つ目は、アメリカの住所取得です。
そして2つ目はアメックスの担当者との実際のやり取りです。ここは避けて通れないことですが、基本的には、中学校英語程度、簡単な英会話を翻訳機能を使いながらできれば問題ありませんし、本記事の後半には実際の会話録を記載していますのであまり心配はされなくて大丈夫です。

それではここから後半内容に入りますが、あくまで私個人が実際に体験し取得したことを記事に まとめたものなので、必ずアメリカのクレジットカードを取得できる保証はありません。
その点はご理解をいただいたうえで、ご購入におすすみください。
この記事が一人でも多くの方の役に立つことを願っています。

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