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【社員インタビュー】チャレンジを後押しする社内公募制度!マネージャーポジションを掴んだ社員の中央電力でのキャリア。

みなさん、こんにちは!
エネルギーソリューションを提供している中央電力株式会社です。
社員の「自律性」を大事にしている中央電力の社内公募制度についてお届けします。

キャリアを形成する上で「今取り組んでいること」と「今後目指したいこと」とのマッチングはとても大切だと考えています。中央電力では、人材を求める部署が社内で異動希望者を募集し、社員が自らの意思で応募ができる社内公募制度を設け、社員の挑戦や理想のキャリアプランをサポートしています。

今回は、この社内公募制度を活用し、情報システム部からカスタマーサポートチームへの社内異動を実現した楠本さんに、そのきっかけや実情、異動後の活躍について伺いました。


プロフィール

楠本 舞(くすもと まい):大阪府出身。2011年新卒で中央電力に入社。営業部に配属された後、2011年9月から請求管理課(現:カスタマーサポートチーム・業務オペレーションチーム)に異動。その後、経理課を経験し、2022年3月に実施された社内公募により、情報システム部から現在のプラットフォーム事業本部 事業運用グループ カスタマーサポートチームに異動、マネージャーを務める。趣味はカメラでの写真撮影や動画編集。

入社後のキャリア

──入社後のキャリアを教えてください。

新卒で入社後はまず営業部に配属され、その半年後に請求管理課(現:カスタマーサポートチーム・業務オペレーションチーム)に異動しました。そこでは、検針や料金計算などを中心に担当していました。その後は、より専門的なスキルを身につけたいという想いから、異動願いを出して経理課へ異動しました。その後会社が大きく変わるタイミングで、情報システム部に配属となりました。

──情報システム部ではどんな業務に携わっていたのですか。

私は主にビリングシステムという請求管理システムの改修や、業務改善を担当していました。事業ごとにシステムに求める要件が異なるため、一つずつ整理しながら進めていくのが難しかったです。ただ、私自身が請求管理課にいた頃に、実際にビリングシステムを使用していたこともあり、それを活かして現場目線で考えることができていたのかなと感じています。また、現場の課題をしっかりと把握するためのコミュニケーションも欠かさず、大切にしていましたね。


社内公募制度を活用し”マネージャー”へ

──社内公募制度に応募したきっかけを教えてください。

入社した時から、「マネージャー」になりたいという漠然とした目標が自分の中にありました。ただ、キャリアを重ねていくうちに、尊敬する先輩方と自分の違いが明確になり、自分自身に足りないスキルが見えてくると、マネージャーを目指したいという気持ちも薄れていきました。

転職も視野に入れて考え始めた時に、カスタマーサポートチームのマネージャーポジションで社内公募があり、自分が経験したことがある部署でマネージャーに挑戦できる機会があると知り、チャレンジしてみたいと思ったのが応募のきっかけです。

──元々情報システム部にいた頃から、カスタマーサポートチームへの興味はあったんですか。

カスタマーサポートチームが使用しているビリングシステムの改修に関わっていたので、システム改修の成果を測る上でも、カスタマーサポートチームの情報をキャッチしに行っていました。また、請求管理課に在籍していた時のメンバーもいるため、気にかけることが多かったです。情報システム部でシステムについて知識が深まったからこそ、カスタマーサポートチームの業務が「もっとこうなったら上手くいくかな?」などと勝手に考えていましたね。

──上司の許可は不要で応募できますが、楠本さんは周りの方に相談されましたか。

はい、私は情報システム部の直属の上司へ相談しました。というのも、応募するかどうかをとても悩んでいたんです。自分が以前在籍していた部署でマネージャーになれる可能性があるのは魅力的でしたが、反対にそれが甘えになってしまうのではないか、私がマネージャーになって現場のメンバーはどんな反応をするのだろうかなど、不安が頭から離れず応募に踏み切るまでに何日も考えました。そんな中で、私がカスタマーサポートチームに対して、どんな想いでシステム改修に携わっているかを1番理解してくれている上司に相談して、背中を押してもらいました。

それでも応募最終日のギリギリまで悩み、最終的には「今日が残りの人生で1番若い自分だから、チャレンジしてみよう!」と応募を決めました。

──実際の面談の様子を教えてください。

社内の公募制度だからフランクな面談だと勝手に思い込んでいたのですが、しっかりとした面談の場が用意されていて、一気に緊張したのを覚えています。面談では、このポジションへの応募のきっかけや、どんなマネージャーを目指したいかなどについて話しました。

──どんなマネージャーを目指したいとお話しされたんですか。

私が先頭に立って引っ張っていくよりは、メンバーをしっかりと支えることができるマネージャーになりたい、メンバーが主体的に動けるように環境を整え、それに対して成果がしっかりと出るチームを作りたいと話しました。その考えは、現在も変わりません。

請求管理課に在籍していた頃の私は、自分が誰かの代わりに業務を進めることがメンバーにとってもチームにとっても最適だと考えていました。メンバーにできる限り負担をかけないよう、業務を1人で抱え込むことで逆にメンバーが仕事をしづらい環境を生み出してしまいました。そんな過去の反省点も踏まえて、メンバーを信頼し、任せることができるマネージャーを目指したい、と面談ではお伝えしました。

──実際に異動が決まった時のお気持ちを教えてください!

これまで目を背けてしまっていた自分の弱みに向き合う時がきたなという不安も感じていましたが、覚悟が決まりました。それと同時に、新たな挑戦が始まることや、自分がどこまでやれるのか、というワクワクした気持ちもありました。


異動後のキャリアや展望

──カスタマーサポートチームでの業務内容を教えてください。

カスタマーサポートチームを2つのチームに分けて業務を行なっています。マンション事業の請求関連業務を行う「請求管理チーム」と、サポートセンターでお客さま応対を行う「顧客応対チーム」です。

私はマネージャーとして、メンバーのマネジメントや、部署間の連携強化によるお客さま対応の高品質化と効率化を目指して業務を行っています。また、業務フローの見直しを随時行い、改善に向けた仕組み化にも取り組んでいます。

──異動してみて、チームの雰囲気はどんな感じでしょうか。

コミュニケーションが活発で明るい雰囲気があると思います。実は、この取材を受けるにあたって、回答する内容の相談をメンバーにしていたのですが、メンバーから「毎日素晴らしく優秀なメンバーに囲まれて、幸せを感じて働いています。と答えればいいんですよ!」と言われました(笑)


──素敵です(笑)カスタマーサポートチームの雰囲気が伝わってきました!

たわいもない会話もしますし、反対に真面目な話もします。私自身、メンバーのモチベーションが上がり、前向きに働けるようなコミュニケーションを取ることを心がけています。当たり前のことかもしれませんが、日中バタバタしている時でも、メンバーからの話は必ず時間をとってしっかりと聞くことを意識しています。

私の元上司から「カスタマーサポートチームはみんな楽しそうに働いているよね」と言っていただいたことがあり、そういった雰囲気が他部署にも伝わっているのは嬉しいですね。

──いま力を入れて取り組まれていることはありますか?

今は目標設計のあり方自体を変えようと取り組んでいます。これまでは会社の方針や上司の指示に従い、タスクのような誰しもがやれば達成できる内容を目標(最終ゴール)に掲げていました。現在は自分たちで中央電力の解決すべき課題を考え、難しくて達成できないかもしれないけれど実現できたら素晴らしいと思うことを目標に設定し、実現にむけて取り組んでいます。

以前メンバーと話をしていても、「こうなったらいいな」というつぶやきしか聞こえなかったのですが、最近は「これがやりたいです!目標に設定して挑戦します」という声が聞こえるようになってきました。メンバーが業務を自分ごとに捉えて、前向きに取り組んでくれる様子を垣間見ることができてとても嬉しいですし、私のやりがいにつながっています。

──今後の目標を教えてください。

電力業界で日本一のバックオフィスを目指したいと考えています。

DXによるお客さま応対の品質とスピード強化、協力会社や他部署との連携強化、データ分析による最適なコスト運営を実現しつつ、社内外問わず様々な問題に主体的に取り組み、課題解決ができるチームを目指しています。大きな目標ですが、目指さないことには日本一にはなれないので(笑)


最後に、中央電力って?

──キャリアを振り返って、感じることを教えてください。

社内公募に勇気を出して応募してよかったと感じています。入社してから培ってきた経験が活かせているなと感じていますし、何よりメンバーから「楠本さんが来てくれてよかった」という声を聞くことができ、とても嬉しいです。メンバーの表情からも、生き生きと働いているのが伝わってくるので、改めてカスタマーサポートチームのマネージャーになってよかったなと感じます。

今回私が応募したのはマネージャーとしての公募でしたが、メンバーやスペシャリストとしての公募もあるため、自分の覚悟と努力があれば、中央電力で目指しているキャリアを実現できると思います。

──中央電力には楠本さんのように挑戦できる環境があるんですね!

はい。自分がいいなと思ったことや挑戦したいと思ったことに対して、自ら行動して周りを巻き込めるような環境があります。それに前向きな失敗に対して、責めるのではなく、チャレンジしたことに対して賞賛を送る文化が醸成されています。私も、メンバーに対してそのように伝えていますし、臆せずどんどんチャレンジできるような環境を整えたいと考えています。

──楠本さんはどんな方が中央電力で活躍できると思いますか。

何事も自分ごとと捉えて、改善しようと動ける方が活躍できると思います。例えば、カスタマーサポートチームの業務で言えば、お客さまからいただいたご意見を、少数だからといって改善策を取らないのは適切ではないですよね。どの業務であっても、当事者意識を持ち行動できる方と一緒に働けたら嬉しいです。

──最後に、求職者の皆様へメッセージをお願いします。

中央電力には、自分自身のキャリアを含めて、目指したい姿にチャレンジできる環境が整えられています。ときには困難な状況に直面することもあると思いますが、前向きにとらえ「火中の栗を拾える方」はぜひ、検討してみてください!


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