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黄昏通信 深夜便。晴れのち曇り時々・・・

黄昏通信 深夜便。晴れのち曇り時々・・・

寒さは心には届かないと教えてくれた寒空に凍えたあの日からもう・・・何年も経ちますね。

仮想と空想と現実と希望と夢とが交ったと思えた若き頃の僕の心に衝撃的で新鮮で錯覚でもいいとさえのめり込んだ日々は刹那の流れに飲み込まれずにはいられなかった・・・

思いを語るには簡単かもしれないけど、想いを語るには文字なんて形にするには少し役不足なんて感傷的になっては筆先が走る行方を見守りながらも語る先には何かが現れては置いていかれる・・・そう、詩とかエッセイとか人は語るけど何を思い何を伝え何を得るかなんて僕にはそんな洒落た事をするつもりもなくて、きっと世の中に有り触れた伝え方さえ扱うのにも難しくて悔やみ悩み悲しみ・・・そして笑う。

あの頃から空間空想空に描く事に違和感さえ感じずに綴る言葉に心奪われていたのは貴女のおかげですと言えるのかな。

夜空を見ながら言葉を書き出したのこの頃からで人知れずひた隠しながらも夜な夜な交わす電子空間に飛び込み泳ぎ塗れ溺れては浮かび埋もれては仰ぐ・・・日々はある意味滑稽なサディストでもあり偽り仮面醜態を知るかのようなマゾヒストでもある。

なんて・・・ね。

まだインターネットが始まった頃はパソコン通信全盛期で、人との接点より近いというか暖かいと言うかリアルに近いと言うか・・・草の根ネットなんて呼ばれていた個人運営のサイトに夜な夜な電話回線を使って繋がる言葉は、ホームページやらブログやらなんて一方通行な感じじゃなくてもっと電話で話すような感じ密な感じが楽しかった。。。流れる画面に言葉が踊り心から受け止めては時には涙した・・・

あれから幾年

貴女の最後の言葉「2月の空はワルツです。」

お元気ですか。

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