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黄昏通信 Vol.8

眠る前の空は暗く
厚い雲からの雨音

明日は雨なのか

時は深夜の帳の中
眠る貴女も・・・
もうお休みですか?
こんばんは、ろどです。

梅雨が今か今かと
抑えた思いを胸に
泣き出しそう・・・

少し窓を開けて
暖かくも感じる
微かな風が吹いては
夜空を眺めてます。

一人だけの世界
過ぎる車の音と
遥か先の街の光

たまには音楽でもと
枕もとのCDをかける
淡々と変わりない音

なんだか落ち着く

ちょっと迷惑かなと
思う気も他所に。
そんな時間が好きです

昼間の絶え間なく続く
社会という名の大人の縛り
白も黒になる理不尽さも
長い物に巻かれる愚かさも
まかり通ってしまう愚考

そんな愚かな社会に
染まり、そして染める

回る歯車は止まらない
己の力では止められない

受けた力のままに回り
回る己も与え続ける

そんな、
疲れた夜もあるさ
ちょっとだけノクターン

星も眠る頃に、黄昏通信。
op.9-2

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