レトリカ・ブログ(ブログDE教採)河野正夫

レトリカ教採学院のブログです。河野正夫が執筆しています。2021年4月からは,レトリカ…

レトリカ・ブログ(ブログDE教採)河野正夫

レトリカ教採学院のブログです。河野正夫が執筆しています。2021年4月からは,レトリカ・ブログは,こちらのnoteで,更新・配信していきます!

最近の記事

自己アピール文の書き方,都市伝説と迷信からの脱却。科学的なアプローチで面接官の心を動かそう!【どんな手段を用いても絶対に教採に合格したい人のためのエンジェル河野の教採合格秘訣教室】連載シリーズ(2024年3月24日版)

現在,願書提出期ということもあり,自己アピール書や自己アピール文などを準備している人も多いと思います。 昨日のブログ記事でも申し上げましたが,自己アピール書の「添削」という旧態依然とした手法では,まず,合格レベルには達しません。 「添削」ではなく, 1.受験者個人のプロフィール分析 2.合格のための戦略立案 3.どのような内容にするかの選択 4.どのような表現・言葉で書くかのレトリック戦略 5.面接での質問などを踏まえた総合合格戦略 を行う必要があります。 そのため

    • 教採の合格の大きな第一歩は願書戦略です。願書戦略は,その後の合格戦略の出発点,そして,大きな転換点になります!【どんな手段を用いても絶対に教採に合格したい人のためのエンジェル河野の教採合格秘訣教室】連載シリーズ(2024年3月23日版)

      そろそろ,教員採用試験の願書を提出する時期が近づいてきました。 オンラインでの願書提出であっても,紙による願書提出であっても,願書を書くための合格戦略は,とても大切です。 合格のための願書戦略を駆使して,願書を書かないと,それ以降の合格戦略がボロボロになる恐れもあります。 学歴・経歴・職歴が,王道を歩んできたメインストリームの方は,自己アピールや志望動機などに戦略を集中させることができますが,ユニークな経歴・複雑な経歴な方の場合は,履歴部分を含めて,願書そのものの書き方

      • 面接の印象操作の最大の秘訣は,「明るく・元気に・爽やかに」と見た目(ルックス)のポジティブさです!ノックの仕方やお辞儀の仕方には意味はありません!【どんな手段を用いても絶対に教採に合格したい人のためのエンジェル河野の教採合格秘訣教室】連載シリーズ(2024年3月19日版)

        本日,こんな質問がありましたので,X(旧ツイッター)で,私は,次のように回答しました。 【質問】 大学主催の教員採用試験の面接対策講座の元校長である講師が厳しすぎます。 特に入室時のノックの仕方やお辞儀の仕方や座っている時の姿勢に厳しいです。 お辞儀やノックがダメなら第一印象が台無しだと言われました。 ほとんどの受講者が何回もやり直しをされています。 河野先生は、お辞儀やノックの仕方が印象を左右すると思ってますか? 【エンジェル河野の回答】 その元校長の講師は,完全に

        • 一人一人の合格戦略は受験者個人によって違います。みんなと一緒に合格は,戦略的には不可能です。受験者一人一人の個別最適な合格戦略の立案が合格への決め手となります。【どんな手段を用いても絶対に教採に合格したい人のためのエンジェル河野の教採合格秘訣教室】連載シリーズ(2024年3月18日版)

          「産業」というものは,人々のニーズを一般化し,均一的なニーズを作り出します。 本来は,個々人それぞれのニーズが存在していたのに,「産業」が一般化することによって,ニーズそのものが,均一的,平均的,普遍的なものになってしまいます。 これは,受験産業でも同じことです。 教員採用試験の受験という場面でも,教採用の受験産業は存在します。 教採用の参考書,問題集,雑誌,教採対策講座,教採予備校など,受験産業はたくさん存在します。 そして,そうした受験産業は,効率的に自らの製品

        自己アピール文の書き方,都市伝説と迷信からの脱却。科学的なアプローチで面接官の心を動かそう!【どんな手段を用いても絶対に教採に合格したい人のためのエンジェル河野の教採合格秘訣教室】連載シリーズ(2024年3月24日版)

        • 教採の合格の大きな第一歩は願書戦略です。願書戦略は,その後の合格戦略の出発点,そして,大きな転換点になります!【どんな手段を用いても絶対に教採に合格したい人のためのエンジェル河野の教採合格秘訣教室】連載シリーズ(2024年3月23日版)

        • 面接の印象操作の最大の秘訣は,「明るく・元気に・爽やかに」と見た目(ルックス)のポジティブさです!ノックの仕方やお辞儀の仕方には意味はありません!【どんな手段を用いても絶対に教採に合格したい人のためのエンジェル河野の教採合格秘訣教室】連載シリーズ(2024年3月19日版)

        • 一人一人の合格戦略は受験者個人によって違います。みんなと一緒に合格は,戦略的には不可能です。受験者一人一人の個別最適な合格戦略の立案が合格への決め手となります。【どんな手段を用いても絶対に教採に合格したい人のためのエンジェル河野の教採合格秘訣教室】連載シリーズ(2024年3月18日版)

          【どんな手段を用いても絶対に教採に合格したい人のためのエンジェル河野の教採合格秘訣教室】(2024年3月17日版)新たな始まり,そして,アグレッシブな人に送る最強の教採合格の秘訣の数々!

          最近,私の人生もかなり落ち着きまして(微笑),これからは,精力的に発言・発信をしていこうかなと考えています。 教員採用試験は,合格して,正教諭になるという採用試験ですが,教員志望者,現職の講師の人,教育関係者などが受験しますので,とかく,思考が「教育的」になりがちです。 ここでいう「教育的」とは,教育の本質や,教育の在り方,子供との関わり方とか,そういった,いわゆる子供の学びと成長に対する想いを基盤にした考え方です。 もちろん,教師になるわけですから,「教育的」な考え方

          【どんな手段を用いても絶対に教採に合格したい人のためのエンジェル河野の教採合格秘訣教室】(2024年3月17日版)新たな始まり,そして,アグレッシブな人に送る最強の教採合格の秘訣の数々!

          ゴールデンウィークに個別最適講座(定員1名)をたくさん開講します!願書戦略や模擬授業,個人面接の個別の演習に最適です。ZOOMでの開講と広島校での対面式の開講があります!

          ゴールデンウィーク(4月29日~5月6日)に,レトリカ教採学院は,以下の特別の個別最適講座(定員1名)を開講します。 【河野&川上による願書戦略・個別最適講座(定員1名)】 【河野&川上による模擬授業・個別最適講座(定員1名)】   【河野&川上による面接戦略・個別最適講座(定員1名)】 定員が1人で,河野と川上が2人で90分間指導するという画期的な1人講座です。 願書戦略の1人講座,模擬授業の1人講座,面接戦略の1人講座です。 通常は,河野,あるいは,川上と,受講

          ゴールデンウィークに個別最適講座(定員1名)をたくさん開講します!願書戦略や模擬授業,個人面接の個別の演習に最適です。ZOOMでの開講と広島校での対面式の開講があります!

          【教師のための生徒指導の法律入門】(2月12日開講済)は,受講した方々に大好評でした!次は,2月23日に【教師のための学校現場での法律入門】を開講します!是非,ご受講ください!

          先日(2024年2月12日)13時~17時の4時間で行った【教師のための生徒指導の法律入門】は,受講した方々に大好評でした! 以下に,受講した方々から寄せられたご意見・ご感想の一部をご紹介しますね! ★ディスカッション形式で法律を考える機会を与えて下さりありがとうございます。 ★スライドや河野先生の話から、色々な事例があると感じました。ただ法律を知るだけでなく、判例から考えていく、とてもためになりました。新しい学びができるのが楽しみです。 ★数年ぶりのレトリカの講座で

          【教師のための生徒指導の法律入門】(2月12日開講済)は,受講した方々に大好評でした!次は,2月23日に【教師のための学校現場での法律入門】を開講します!是非,ご受講ください!

          だから、教師は教育し続けるんですね!!(四半世紀以上も前の新米教師、河野正夫の思い出)

          今から、四半世紀以上も前、私は、アメリカの公立高校の教諭でした。 私は、外国語科の中の日本語科を担当しました。 当時のその高校では、外国語科は、スペイン語、フランス語、ドイツ語、日本語がありました。 当然、その高校では、日本語科の教師は私一人。 「外国人講師」という待遇ではなく、正教諭待遇をしてもらっていましたので、職員会議とか、保護者会とかにも出席し、各種委員会にも所属していました。 私の日本語のクラスには、ジョシュア君という高校1年生がいました。 ジョシュア君

          だから、教師は教育し続けるんですね!!(四半世紀以上も前の新米教師、河野正夫の思い出)

          成功の秘訣は演出力。20歳代の時,河野正夫は,アメリカの新聞記者に何を語ったか?演出力と若気の至り?(笑)

          成功の秘訣は演出力!!と題して、今日はお話をしますね。 教師は舞台俳優の側面も持ちます。 教壇に立てば、そこは舞台です。 何十人かの子どもの視線を一身に集めます。 もちろん、授業の主役は子どもです。 教師はファシリテーターです。 そうは言っても、教師が授業という舞台のセンターステージに立っている事実は変わりません。 子どもの眼は教師に注がれます。 子どもの耳は教師の言葉に向けられます。 教師の一挙手一投足が子どもの学習に刺激を与え、動機付けを与え、興味関心を

          成功の秘訣は演出力。20歳代の時,河野正夫は,アメリカの新聞記者に何を語ったか?演出力と若気の至り?(笑)

          そんな時代もあったねと,いつか話せる日が来るわ。あんな時代もあったねと,きっと笑って話せるわ。(中島みゆき)。13年前の真実。言説的なレトリックを放棄すると勝利は難しい。

          昨日(2024年2月6日)のブログでは,言説的なレトリックの持つ恐ろしさについて,お話ししました。 昨日のブログの続きを書くとお約束していましたので,今日は,ちょっと「衝撃的な」ブログ内容にしていきます。 昨日のブログでも書きましたが,私(河野)は,その昔,政治コンサルタント(選挙プランナー),そして,企業のための広報コンサルタントを務めていました。 言説的なレトリックを駆使して,候補者(政治家)を選挙で当選に導き,また,有名企業に広報戦略のアドバイスをして,マーケティ

          そんな時代もあったねと,いつか話せる日が来るわ。あんな時代もあったねと,きっと笑って話せるわ。(中島みゆき)。13年前の真実。言説的なレトリックを放棄すると勝利は難しい。

          教育の世界で本当に考える必要があること。言説に惑わされない。言説を使って自己の利益だけを追い求めない。言説を見抜く目を持つ。

          【教育の世界で本当に考える必要があること】 私たちは,言説(ディスコース・ディスクール)というものに縛られています。 言説とは,とても難しい概念ですが,あえて説明すると, 「単なる言語表現ではなく、制度や権力・文化等と密接に結びついて,現実を反映するとともに,現実を創造する言語表現」 ということになるでしょう。 つまり,私たちが,言葉を使って話したり,書いたりするときには,知らない間に,潜在的に,一定の制度や文化に支配されていて,それに従った考え方しかできなくなって

          教育の世界で本当に考える必要があること。言説に惑わされない。言説を使って自己の利益だけを追い求めない。言説を見抜く目を持つ。

          知的な判断をするために!教師が騙されないために!悪意あるレトリックに騙されないために!

          【知的な判断をするために】 レトリックの勉強が重要なのは,語り上手になったり,人を説得したりするためだけではありません。 他人の悪意あるレトリックに騙されないようにするための防衛手段でもあります。 レトリックは,簡単に人の感情に訴えかけて,その人に誤った印象を植え込むことができます。 例えば, 「教師の質が,近年は下がり続けている。」 というのは,近年の教採の倍率の推移や,教員採用試験での得点,あるいは,教採自体の問題の難易度の低下などで,相当程度,客観的に立証で

          知的な判断をするために!教師が騙されないために!悪意あるレトリックに騙されないために!

          3つの状況について考えてみましょう。法律は,実際の教育現場で,本当に教師を守ってくれるのでしょうか?

          次のような状況(3つの状況があります)になったら,教師はどうなるのでしょうか? 法律的に,倫理的に,職業的に,現実的に,考察してみましょう。 安易に法律の表層的な解釈だけで考えて,早急に結論を出すと,現実の教育現場では,対応を間違えることにもなりかねません。 かといって,常に,教師に重大な責任があるわけでもありません。 何が問題で,法律的にはどう考えるべきで,そして,職業的には,どう対応すべきかを考えてみましょう。 状況(1) 教師Aは,休日の夜に,友人と一緒に,キ

          3つの状況について考えてみましょう。法律は,実際の教育現場で,本当に教師を守ってくれるのでしょうか?

          教育的配慮や人間関係,子供の最善の利益も大事ですが,法律的な思考(リーガル・マインド)で考えてみることも,とても重要なことです。

          教師として,賢く,効果的・効率的に仕事を続けていくためには,「考えること」,「自分の身を守ること」,「上手く交渉すること」が必要です。 「仕方がない」,「これが現実だ」などと,あきらめてしまっては,自分をさらなる苦しみに追い詰めることになります。 幸いにも,教員(教育公務員)は,いろいろな法律や判例によって,守られています。 守られているという実感はないかもしれませんが,日本の法律や判例も,なかなかのもので,教員をそれなりに守っています。 ただ,問題なのは,日本の教員

          教育的配慮や人間関係,子供の最善の利益も大事ですが,法律的な思考(リーガル・マインド)で考えてみることも,とても重要なことです。

          「Don’t think, FEEL!考えるな,感じろ!」から,「Don’t feel, THINK!感じるな,考えろ!」へ!

          今から50年以上も前に公開されたブルース・リーの映画,『燃えよドラゴン』(Enter the Dragon)<1973>の中で,ブルース・リーが有名なセリフを言います。 Don’t think, FEEL! 考えるな,感じろ! 一斉を風靡したセリフで,多くの人の共感を呼びました。 確かに,アーティストなどの場合には,まさにその通りの部分があるのかもしれません。 でも,教育の現場でも本当にそうでしょうか? もちろん,創造的な思考や,直感的な思考が必要な場面もあるかもし

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          レトリカからの大晦日のご挨拶,そして,福袋企画の続報!

          レトリカ教採学院の河野正夫です。 2023年も本日で終わり,あと数時間すると,2024年がスタートします。 2024年の夏に教員採用試験を受験する人,また,既に教員採用試験に合格して教諭として活躍している人,全ての人に,新しい年が訪れます。 2024年が全ての人にとって,素晴らしい年になるように,レトリカでは,福袋企画をご案内しています。 今年度の福袋企画は,例年とは異なり,教採受験者だけではなく,教採合格した後に教諭として活躍している人にも最適な福袋です! 福袋1

          レトリカからの大晦日のご挨拶,そして,福袋企画の続報!