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地震でPTSD1歩前?

こんにちは。
なせ ゆずなです。

PTSDとは

具体的な診断基準に基づく医師による評価
心的外傷後ストレス障害(PTSD)は以下の場合に診断されます。
・外傷的出来事を直接または間接的に体験したことがある。
・症状が1カ月以上続いている。
・症状が重大な苦痛を引き起こしているか、日常生活に大きな支障をきたしている。
・PTSDに関連する各カテゴリーの症状(侵入症状、回避症状、思考や気分に対する悪影響、覚醒レベルと反応の変化)がいくつか認められる。
・診断過程では、症状が薬や他の病気によるものである可能性についても確認します。

MSDマニュアル
家庭版


先日の石川県での地震は皆さんご無事でしたか?
現在も避難生活を行っている方々が無事に『日常生活』に戻れることを祈っております。

今回は石川県の地震で確証を得た私の特性について書いていきます。




東日本大震災の経験者

簡単な経験の経緯

私は被害が大きかった沿岸部のある県の内陸で生活していました。
3.11では津波被害に遭いませんでした。
しかし、人生で1番強い長い揺れと1週間以上の停電生活を経験しました。

(水は井戸水、ガスはプロパンガスだったため無事でした)

この時に私は

とても怖い。

と素直に言って泣いていたら少しは症状を和らげることが出来ていたのだと思います。

子供のころは周りに心配をかけてはならない、と自分を律していたため素直になることができませんでした。


緊急地震速報に敏感に

その後は緊急地震速報に敏感になりました。
必要以上に動悸がします。
耳を澄ませて地震の大きさを体感で測ります。

夜中でもすぐ目覚めて、危険は少ないけれど押さえたほうがいいものがあるときは床に下ろします。

過去に2回、5強を経験したときは動悸が収まらず、素直に泣くこともありました。
そのたびに夫に励まされていました。

緊急地震速報が導入される前は、聴覚で地鳴りを察知して本震に構えていました。
聴覚過敏で良かったことだと思います。
普段と違う音を聞き分けることが出来ます。

緊急地震速報は危機を知らせるあまりに聴覚過敏には刺激が強いです。
おかげでやけに敏感になりました。


PTSD?

私が地震に遭うたびに動悸がすること、涙を流すことは『ただの怖い記憶』だと思っていました。

石川県の地震

私は今回の地震で直接的な被害は被っていません。
友人も無事です。

ただし、地面が揺れているときに、動悸、涙を流す以外にも、何も考えらえない、怖くて1人でいたくない、震えが止まらない、など症状が増えました。

夫に慰めてもらってある程度落ち着きましたが、おそらくきっかけとなった東日本大震災から10年以上経っても私を縛り続けるこの反応はPTSDのようだと、感じました。

次、病院に行ったときに相談してみたいとおもいました。


『日常生活』

さて、最初に

現在も避難生活を行っている方々が無事に『日常生活』に戻れることを祈っております。

と書きました。

この『日常生活』とは震災前と全く変わらない生活ではありません。
人が亡くなり、建物が倒れ、道路が割れ、山が削れ……生き残った方々の生活は変わります。

それでも、出来るだけ早く震災前と変わらない不便のない『新たな日常生活』に戻れることを祈っています。


悲しいことがあったら、素直に泣きましょう。
怖いと感じたらしっかり受け入れましょう。
そうすることで私のような心の傷は浅くて済むでしょう。


ここまで読んでくれてありがとうございます!
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