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続コンプレックス Vol.20

客室に置いてあるアンケートを皆さんとても丁寧に書いてくれた。
中には厳しい指摘もあったが、実はこういう指摘がありがたい。
一つ一つ改善していくことは大変ではあるが、とても重要なことである。

アンケートに住所と名前が記載されていた場合はすぐに私が礼状を書いた。
氏名が書いてなくても部屋番号から住所氏名は分かるが、
アンケートに記載していない場合それは、コンタクトを拒絶している可能性も否めないからだ。

また、メルアドだけの記載の場合,メールでの礼状とさせていただいた。

アンケートにスタッフ個人名が登場し、お褒めいただくことも多かった。
その場合は、個人名を書いていただいたスタッフからの礼状も私からの礼状と一緒に送った。

スパのエステティシャンに対するお褒めの言葉を多くいただいた。
いずれにしてもタイミングが大事なので最優先で実施した。

顧客データは、利用回数が増えれば増えるほどその情報も蓄積されていく。食事の好み、
アレルギーや嫌いな食材、
アルコールの嗜好、
エステの利用とそのコース内容、担当者
夕食と朝食の利用時間、
来館手段、
お土産の購入内容、
誰と来たか、
などなどである。

リピーターのお客様のご利用の場合、
ウエルカムレターとウエルカムリフレッシュメントとして
冷蔵庫にプリンを用意した。

このウエルカムレター、
当たり前の印刷されたものでは意味が無い!
自分で撮影した五岳や植物の写真などをプリントしたレターヘッドに
青インクで手書きで書く。
青インクは、私のこだわりである。

内容は当たり前のありきたりのことは一切書かず、
そのお客様のパーソナルのことだけに集約した。

自分で何を書いたか分からなくならないよう、コピーをドキュメントした。

1日のリピーター利用が5組6組のこともあり、
当然ウエルカムレターを書く、アンケートが5枚あれば礼状も書く。

そして、リピーターのお客様には少なくても年に4回以上
さり気ない手紙を書いた。

1日に10通以上の手紙を書くのは、
日課となった。

これは大変であったが、とても楽しかった。


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