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テーブルマナー 3

◆テーブルマナーVol.3

正餐スタイルの食事は、
前菜⇒スープ⇒魚料理⇒シャーベット⇒肉料理⇒デザート⇒フルーツ⇒コーヒー
の順に進んでいく。

最初の前菜がサービスされる前、最初のドリンクがサービスされたタイミングで
ショープレート(大きな飾り皿)にのっているナフキンを二つ折りにして
膝にのせるのが良い頃合いである。

間もなく料理がサービスされるので、ナフキンがそのままでは料理を置くことが出来ない。

たまに、ナフキンを自分の襟に差し込み、エプロンのようにして
ご満悦の人がいるが、今どき幼稚園児でもそんな恥ずかしいマネはしない。

目の前で肉を焼くわけでもないのに、大袈裟が過ぎると思う。

大抵、年輩の男性である。それも、それなりの企業のTOPみたいな…
流石に最近はいないかな(笑)。

前菜がサービスされ、いよいよである!
どのナイフとフォークを使うの?

だいたい、下記の3つのパターンに分かれるように思う。

① セットされている内側から使う。
② セットされている外側から使う。
③ 何のポリシーも無く、適当に使う。

正解は②である。まあ、どれで食べてもらっても別に大丈夫っていえば
大丈夫なのであるが、①や③の場合、メインディッシュのお肉が出てきたときに
ミートナイフ&ミートフォークは既に使用済みの為無いのである!

小さなデザートナイフ&デザートフォークやフィッシュナイフ&フィッシュフォークで
食べることになる。

これだと肉を切るのは、かなり難儀なことである。
最悪フィッシュしか残っていなかった場合は、フィッシュナイフには
歯が無い為、これで肉を切るのは不可能に近い!

こちらも、何%かは間違えるであろう…と、予備のミートナイフ&フォークは準備しておく。

しかし、前菜の段階で間違えても、その段階では絶対に持って行かない。

なぜならば、魚料理の時に、また取り換えたミートナイフとフォークを使う可能性が
あるわけで、実際によくある。

そんなことを何度も繰り返していると、先の展開が全て見えてしまうのである。

魚料理は好きなナイフとフォークで食べていただき(笑)、
いよいよ肉料理の前で、取り換えるわけである。
(世話が焼けるなぁ)なんてことを思うかって?
思いっきり思うわけである(笑)。

まあ、しかし毎度のことなので、段々感覚が麻痺してくるっていうのもある。

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