才能=弱み
松井です。
あなたは才能を聴くとどんなイメージ?
多くの人が、才能というと強みをイメージすると思うんですよね。
もちろん、そういう側面は、あると思います。
その上で、才能ってのは特性や傾向であり、また強みというのは弱みの裏返しであるので、ある意味「才能=弱み」とも言えます。
【意外すぎる才能】
例えば、私の才能は「頭が悪い!」です。
頭が悪いから、人とお話する時に、「主語」が抜けていると、分からなくなります。
だから、、、
「それって、誰が、何に対しての話ですか?」
みたいな確認が多くなります。
他にも、、、
固有名詞ではなく、一般名詞を使っている場面。
例:私は宗教が嫌いだ!→ん?具体的にどの宗教が嫌いなの?となる。
曖昧な動詞とかも確認したくなります。
文脈で読み取れよ!ってこともあると思いますし、それができることもありますが、概ね察することができないから、確認するしかないんです。
でも、それが功を奏して相手が自分の言いたいことが明確になって、話がまとまることがあるみたいです。
基本的には、不安ってのは「曖昧」であればあるほど大きくなるので、状況をより明確に認識するだけで不安が小さくなることもありますからね。
例えば、、、
「お金が足りない」
というとついつい、、、
「いつまでの、いくら必要で、いくらくらい足りないの?」
ということを聞いてしまいます。
って感じで、「頭が悪い、察しが悪い」ってのが私の才能の一部だったります。
他にも、、、
「不器用」
とかも私の才能です。
私、不器用なんで最初から上手くいくことがほとんどなく、失敗経験も人よりもだいぶと多い。
だからこそ、ひとつの物事を深く理解できるし、より多くのプロセスを経験できています。
ま、、私が「しつこい」という質も持っているので、それがあいまって才能になってるんだけど。。。
とにかく、最初から上手くできないからこそ、経験が深くなる。
他にも、、、
「見た目が気にならない」
人からどう見られるかがあんまり気にならない方です。
しっかり気にしているつもりなんですが、他の人からは「気にしてない」と言われるので本物だと思いますwww
この気にならないところって、意外と才能で、例えばスシローの創業者って恐らく「寿司の味」がそんなに気にならないのだともいます。
だからこそ、味にスゴくこだわって小さくなるのではなく、味はそこそこに規模を大きくできたのでしょう。
この話を聞いた時に、なるほどなと思いました。
多くの場合、「こだわれるところ」「気になる感性」は有用とされていますが、「気にならない」「鈍感力」的なところを強みだと思っている人は少ないですよね。
あとこのように、ちょっとひねくれたモノの見方も私の才能ですし、その才能が故に「ボヤキ」が多くなるってこともあると思います。
ってことで、何が言いたいのかと言うと、、、
「才能って意外と、自分で有用だと思ってない特性も才能になるんだよ!」
ってことです。
あと、才能って無意識にできているところですので、私の場合は「なんとなく可愛がられる」とか「愛されキャラ」とか「変わっている人と思われる」とかも才能だったりします。
ちなみに、それがどう有用に働いているかは、私には分からないんですがね。
ま、、、しかし、ここで上げた弱みが才能のようになるのと同時に、強みも欠点になりうるわけです。
上記の、頭が悪いとか不器用とか、見た目が気にならないってのはそのまま弱みにもなりますし、他にも「物事をハッキリと言い切ってしまう」ってのいうも誤解をされやすい反面、説得力があるように見られます。
要するに、「表と裏はセット」だし、全ては両面が存在するってことですね。
だからこそ、これを人生の役に立てるとしたら、、、、
「ポンコツを引き受ける→強みが伸びる」
ってことになります。
私たちの才能や特性って本当に微妙なバランスで成り立っていて、弱みを直してしまうと強みが消えることがよくあります。
だからこそ、(特に変わらない)弱みは認めて、引き受けることが有用です。
「弱みを受容する力(自信よりも自己受容)」
多くの人が勘違いしていますが、自信ってのは脆いです。
しかし、受容ってのは強いです。
なぜなら、
・弱みがあっても大丈夫
・失敗しても大丈夫
・嫌われても大丈夫
・どうせ死ぬんだし、死んでもいい
そう思っている人の方が失敗に突っ込めますし、強い。
「私はできる!!」
なんてのは自分より上手な人が出るだけで崩れる脆い物です。
つまり、、、
【何かを出来ようと自分を変えるより、今の自分を受け入れること】
これが最強だと思います。
あなたは今のあなたでも十分素敵ですので、それを隠さずに弱みも強みもそのまま表現すると自分に合っている人に好かれます。
弱みや、ダメなところを隠して付き合って好かれたとしても、結局そのままの自分は愛されてないって感じるだけですからね。
そのままの自分を隠さずに表現する勇気を持つ。
そのためには、自分で自分を許して、赦してくださいね。
ほんじゃ!弱みを楽しんで!!
松井万理
追伸:
私は「アルコール依存症」で、その部分はホント変わらない。
タバコ依存症も変わらないです。
今はタバコを吸ってませんが、依存症であることは変わりない。
一本吸えば、たちまち依存します。
お酒も、いっぱい飲めばたちまち依存します。
でも、そんな自分を知っているから「飲まない」という選択ができる。
依存症な自分も、認めて引き受けます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?