(身近な)幸せが最も重要

松井です。

繰り返しお伝えし続けていますが、基本的には「自然の法則」に従えば、人生が上手くいきます。

上手くいくってのは、どういうことかというと「幸福度が継続的に高い」ということです。

そして人間が幸福を感じるために必要な事は想像以上にシンプルです。

さて、、、、それはなんでしょうか?

答えは、シンプル。

「大切な人が健やかに笑顔で楽しそうに生活をしていて、なおかつそれを自分が支えていると言う実感があること」

です。

「えー!そうなんですか?」

と感じる人も多いと思いますがね。

実は、これだけで充分幸せなんです。

これができない理由はシンプルで、、、

1:大切な人がいない
2:サポートできているという実感がない

この2点。

で、、、

「大切な人がいないパターン」

このパターンはスゴく単純で、人間の存在価値(尊厳)についての勘違いが生じています。

逆説的ですが、「人」を大切にするには、自分を大切に思えなければなりません。

つまり、自分を愛することができてない人は、大切な人を見つけられません。

そして、多くの人が、母親からの愛情をもらうことができなかったがために、自分の「存在」を肯定できません。

この「存在を肯定する力」が愛ですので、こういう人は人を大切にするだけの余裕がないのです。

自分の存在を肯定するために、「承認」や「許可」が必要だと思いこんでいます。

そして、この「存在欲求」は人間の恐らくマジで最も強烈な欲求ですので、これが満たされてなければ、他のことを考える余裕すらありません。

心の「空気」のようなものです。

ちょっと想像してみてください。

今、あなたがいる部屋の空気が全部なくなったとしたら、この記事をどれだけ集中して読めますか?

恐らく、空気が手に入るまでは空気の事以外考えられないでしょう。

この「存在価値の承認(存在への肯定してもらう感)」は心の空気ですので、これがないと他の何も考えられません。

そして、この存在価値の承認、ここにいてもいいんだ!という感覚は、まともな親に育てられた場合は、親から受け継ぐものです。

しかし、まともじゃない親に育てられた人は、、、

「これは自分で満たすための努力をして、自分で承認するしかない」

のです。

そして、そこが解決しない限り、何を考えても無駄です。

なぜなら、根本的な部分がズレているからです。

冷静に考えれば、自分が存在するのに承認や許可なんていらないし、そんなものがなくても「現に今存在してるじゃん!」というお話なのですが、まあ、そう思えないというのがこの病気ですので、、、

と、少し話は膨らみましたが、このように本気で「自分を大切にする」」ことができる人だけが、大切な人を発見できます。

なぜなら、自分のことを能力に関係なく、「素敵な存在」と思えるので、他の人に対しても能力や性格、行動特性に関係なく「存在としては素晴らしい」と思えるからです。

だからこそ、真に相手を尊重できますし、相手がどうあっても、一方的に愛することができます。

つまり、さまざまな人を大切にすることができます。

そして、この大切な人が、健やかに楽しそうに生活をしていること。

加えて、その生活に自分が役に立っているという実感。

この2つがあれば基本的に人生は幸福になります。

もちろん、突発事故的な不幸がなくなるわけではありません。

しかし、ベースが幸福なので、そんなに凹まなくなります。

で、次が、、、

「サポートできているという実感がない」

この点については、人生の経験値と能力が問題になってきます。

大切な人を大切にするために重要なのは、「自己受容感」「自尊心」など、「自分はここに存在してもいいという感覚」です。

そして、その大切な人を助けるためのキーワードは「能力」です。

この能力は、人生の経験値によってできています。

つまり、人生でたくさんの経験をしていれば、しているほど大切な人をサポートしやすいし、サポートできている実感を感じられるでしょう。

しかし、現実を見てみると大切な人をサポートできない人もたくさんいます。

こういう人は、能力が低い→つまり人生の経験が少ないということです。

なぜ、年齢を重ねているのに「経験」が少ないのか?

理由は2つ。

1:自分で主体的に人生を選んでないから
2:新しい挑戦を行っていないから。

人生の経験値を高めるには基本的に、この2つが必要になります。

自分で選んでないことは「やらされ感」なので、身になりません。

もうひとつ厄介なのが、ホントは流されてやっているだけなのに、自分で選んだと勘違いしているパターン。

勇気を出して、自分で選んだのではなく、本当の課題から逃げるために、自分で選んでる風に「他の人の期待」に答えているパターンです。

じゃあ、どうやってそれを見極めるのかとか、どうやって自分で人生を選んでいくのかとお話してきたいのですが、ちょっと長くなっているので続きはまたどっかでお話しますね。

ほんじゃ!また!!

松井万理

追伸:
今日は朝から夕方まで仲間と野良仕事をしていて、「本当に充実しているなと自分で納得した1日」でした。

本当に、先程申し上げた

「大切な人が健やかに楽しそうに生きていて、それをサポートできている実感がある」

これさえあれば良いんだなと感じています。

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