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パニック障害の人のために周囲の人ができること

こんにちは、栞です。

前回の記事で、実際に家族にパニック障害を理解してもらえず辛かったことを書きました。

パニック障害を多くの人に理解してもらいたいと願っています。

「周囲の人にできることは何か」、当事者目線で考えてみましたのでぜひ読んでください。

【診断前にパニック障害の症状に苦しんでいる人にできること】

・謎の症状に苦しんでいるときに、責めないでください。
→当人でもなぜこんな症状に苦しんでいるのか分からず悩んでいます。
何の病気かすら分からずに、きっとものすごく悩んでいます。
そんなときに周囲から責められると、正直しんどいです。
こんなときは、「しんどいね、でも大丈夫だよ」と声をかけてあげてください。
ものすごく安心します。

【パニック障害の診断を受けている人へ周りの人ができること】

「もし一緒にいるときに発作が出てしまっても心配ないよ」と事前に理解が得られるとお出かけしやすくなります。
発作が出てしまったらどうしよう…という予期不安から発作を誘発してしまうこともあります。

実際、私はデートで発作が出やすかったです。
大好きな彼を困らせたくなかったから…。なのでデートは楽しみ、でも心配。そんな連鎖が生まれてしまいました。

食事中発作が出てしまったとき、代わりにご飯をおいしそうに食べてくれたら罪悪感が激減します。「気分が悪くなったら、いつでも代わりに食べるよ」とか事前に話してくれると私の場合は安心します。
そして安心して外食に行かれます。
私の場合、何度も外食中に発作が起きて、吐き気でほとんど食べられないことがありました。突然発作が起こるため食事を残してしまう罪悪感が大きいです。

車で発作が出てしまったとき、何も言わずに窓をあけてください。
外気で気分が良くなることは、よくあります。
そして冷たいお水やタオルがあるとなお良いです。

友人とのドライブで発作が出た時は、不安になりましたが友人の上記のような対応で短時間で気分が回復しました。

以上、私が救われた周囲の人の行動をまとめてみました。

【まとめ】

発作がでてしまったときに責めたり、嫌な顔をしないであげてください。

本人もどうして突然発作が起きてしまったのかわかりません。
そして突然のことに、申し訳ない気持ちでいっぱいなはずです。
それを理解してくれる人が増えると、ありがたい…そう思います。

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