栞💛

読書好き女子:読書感想記録残しています。たまに映画やドラマの感想も。 SHELikes…

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読書好き女子:読書感想記録残しています。たまに映画やドラマの感想も。 SHELikesで自己研鑽中。 書くことが好き。 気ままに書きます。//過去の入院時(婦人科系疾患)の記録+うつ病、パニック障害体験記あり。 私の体験が誰かの役に立ちますように🌹

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#112 モモ

①筆者から受け取った「時間」という概念時間は貴重だ、無駄にするな という標語 や 「時間をけちけちすることで全然別の何かをけちけちしていることには気がつかない」 「時間とは、生きるということ、そのもの」 「人のいのちは心を住処としている」 「時間を節約すればするほど、生活はやせ細っていく」 上記の文言は、本文6章に記載されていたメッセージを要約したものだ。 今を生きる私たちに伝えてくれているメッセージだ。 毎日何かに追われて、寸暇惜しんで行動していると時間泥棒に奪われた

    • 書く気が起きない…

      ここ何か月か、執筆ができない体調でした。 昔から読むこと、書くことが大好きな私にとって書く気が起こらないのは信じられない事実だった。 活字が追えないのは一時的なこと。 きっと元に戻るはず。 そう自分で言い聞かせてなんとか納得することもできた。 でも、書く気が起こらないなんて… 自分が自分でなくなったと本気で思った。 どんな散文でも良いから、短文でも良いから書きたかった。 でも、なぜかできなかった。 納得は行かないけれどできなかったのだ。 「やっとこうして気が乗り、今の

      • #122 くもをさがす

        著者の西加奈子さん自身が、カナダで経験された乳がん闘病記である。 異国の地で病院に行くなんて…と想像しただけで不安になった。 これは私が読みながらずっと抱いていた感想である。 コロナ禍で日本への帰国が容易でなかったことや手術の日時が遅くなってしまうことを懸念してカナダでの治療に踏み切ったそうだ。 西さんには助けてくれる仲間がカナダにもたくさんいた。 それがとても大きいことだと思った。 そしてそういう仲間に恵まれている西さんを羨ましくも思った。 病気の時は、当たり前が

        • 1日がこんなに長いなんて知らなかったよ

          元気に働いていた頃は、「時間がない!時間がない!」と嘆いていた。 それなのにうつ病になって休職している今は、1日がとてつもなく長く感じる。 人間ってない物ねだりだ。 何もする意欲が湧かないからこそ、何かを考えられるくらい頭が回っていないからこそ、できることもやりたいこともない。 そうすると1日はとてつもなく長い。 自分の存在が、家族に気を遣わせているだけのようで冷静に考えられる思考力があるときに ふと申し訳なくなる。 毎朝、目が覚めるたびに「また新しい1日が始まる。

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        #112 モモ

        マガジン

        • うつとパニックの経験 まとめ
          9本
        • 読書記録🌹
          111本

        記事

          #121 パニック障害とうまくつきあうルール

          最近、パニック発作に悩まされる頻度が増えた。 そして症状もひどい。 そのため、10年以上も前に購入した本を再読。 内容は驚くほど覚えていなかった。 人間の記憶なんてこんなものなのかもしれない。 最近、うつが酷くなってから自分の記憶が危うい… パニック発作のことを筆者は「あいつ」と呼ぶ。 自分の中に住む自分が作り出してしまった「あいつ」を追い出そうとしないこと を提唱している。 自分は筆者のように、パニック発作から学べたことがある とか前向きに考えられるのだろうか。 そ

          #121 パニック障害とうまくつきあうルール

          本屋さんで頭がぐるぐるしちゃった話

          3度目のうつ病と診断されてから5カ月目に突入。 気分もまあまあ良いので、本屋さんへ気分転換に訪れた。 いまだ以前のように活字が読めない私にとっては、沢山の本とタイトル(文字)、カラフルな視覚情報(写真やイラスト)が並ぶ空間は情報過多であったようだ。 今までワクワクした空間だった本屋は、今では少し近寄るのにハードルが高い場所になってしまった。 一日中本屋にいたい、本屋って快適だ と思える日がいつかまた来るのだろうか。 今はまだ先行き不透明で、とにかく不安だ。 そして娯

          本屋さんで頭がぐるぐるしちゃった話

          #120 私もまだ、私を知らない 自尊感情を高める処方箋

          韓国の専門家の方が執筆されている。 脳科学と心理学の2つの観点から、私たちの日々の感情について分析し解説されている。 内容は自分のことをしっかりとみてくれているカウンセラーさんからの言葉のように感じられる。(これは、あなたの状況や境遇によって個人差があると思う) 用語や概念の説明は、少し理解に手間取った。 うつから回復して理解力があるときに、読み返したら新たな発見がありそうだ。 そうしようと思う。 カウンセリングを受けたいけれど、ハードルが高い方に是非読んでいただき

          #120 私もまだ、私を知らない 自尊感情を高める処方箋

          やりたいことがない、しんどさ。

          現在休職中の私は、仕事以外のことに時間を割いてこなかったことが最近判明した。 ドラマを観ても、なんとなくこんなことしていていいのだろうか、と不安になる。 そしてドラマを観始めるまでにも時間を要する。 これといってみたいドラマもない というのが正直なところ。 読書が大好きだった私だが、うつ病になってから活字を追うことができなくなった。 そのため、読書はストレス源であり、無力さを感じさせるものになってしまった。 大好きだった本屋さんも情報が多すぎて疲れてしまうため、自然に足が

          やりたいことがない、しんどさ。

          #118・119 久しぶりの読書記録

          ワンピースのセリフが引用されて、仲間を作るには?や仲間との信頼関係を作る方法などが記されている。 ワンピースを読んだことのない私にも刺さった。 面白くタメになる!けれどすらすら読める! また心が欲した時に読もうと思う。 うつ病の私が読んでみた! 確かに、そうだったなあ…過去の自分と思う納得の思考癖が書かれていた。 読む必要があると感じた時に、また読み返せばよし。 さらっと読めるのに大事なことが凝縮されている。

          #118・119 久しぶりの読書記録

          #117 精神科医が選んだ「心が元気になる言葉」

          さまざまな作家さんや有名人の言葉を取り上げている本。 心が不調で、何もできない時に読んだが、自己肯定してもらえている気分になれる。 不調な時にしか見えないものもある そう思って生きていけばいい。 頑張れない時に無理に頑張らなくていい。 頑張れるだけ頑張れればそれで充分だ。 そんな風に思わせてくれる本。 沢山の名言が詰まっている。 また煮詰まった時やしんどくなった時に読もうと思う。

          #117 精神科医が選んだ「心が元気になる言葉」

          #116 教師の心が折れるとき

          これで本書を読むのは3回目。 教員が心が折れてしまうきっかけや休職から復職への流れなど、多くの方の実例をもとに臨床心理士の方がアドバイスを下さる本だ。 時に自分自身カウンセリングを受けているような感覚もある。 こんな方々に読んでほしい メンタル不調の教員の周囲の方。例えばご家族、同僚、管理職の方。 そしてメンタル不調の当事者の方。 以前メンタル不調でお休みをしたことのある先生方。 そんな方々に刺さるお守りのような1冊だと思う。 私もお守りにする。

          #116 教師の心が折れるとき

          #115 生協の白石さん

          この本は、小説でもなければ、実用書でもない。 ジャンルはなにか?と問われれば、分からない。 ある大学の学生生協のスタッフである白石さんが、「ひとことカード」を通じて学生とコミュニケーションをとっているのだが…。 そのカードが紹介されている本である。 どんな質問にも、丁寧かつ思いやりとユーモアのある回答をされているので非常に新鮮。そして面白い。 読書は眠くなるから苦手だという人も眠くならず、楽しく読めるはずだ。

          #115 生協の白石さん

          パニック発作ってどんなときに出るの?

          こんばんは、栞です。 今日は、私の場合のパニック発作が出やすい場所や時について書こうと思います。 「同じく!」と共感される方もいらっしゃれば、「なるほど!」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。 最後までお読みいただけると嬉しいです。 【乗り物系】 ・電車内  特に混んでいる電車や快速特急など長時間止まらないものは発作が起こりやすいです。 座る座席にも注意が必要だと思います。 奥の方だと出にくいので、発作が出やすいのかもしれません。 ・バス これは特に苦手意識も強

          パニック発作ってどんなときに出るの?

          #114 シロクマのことだけは考えるな!

          心理学を日常とうまく絡めて分かりやすく解説してくれている一冊。 タイトルから内容が想像できなかったけれど、読めば分かります。(当たり前!笑) 職場でどうやってふるまったら、上司から好印象を得られるか… 男女関係についてまで多岐にわたり、心理学に基づき解説されています。 著者はホンマでっかTVに出演されている植木先生です。 人間関係に悩んだら、また読み返したい一冊。

          #114 シロクマのことだけは考えるな!

          パニック障害の人のために周囲の人ができること

          こんにちは、栞です。 前回の記事で、実際に家族にパニック障害を理解してもらえず辛かったことを書きました。 パニック障害を多くの人に理解してもらいたいと願っています。 「周囲の人にできることは何か」、当事者目線で考えてみましたのでぜひ読んでください。 【診断前にパニック障害の症状に苦しんでいる人にできること】 ・謎の症状に苦しんでいるときに、責めないでください。 →当人でもなぜこんな症状に苦しんでいるのか分からず悩んでいます。 何の病気かすら分からずに、きっとものすご

          パニック障害の人のために周囲の人ができること

          私、パニック障害ともう闘って12年です。

          突然のカミングアウト失礼します。 栞です。 タイトルの通り、私は12年前からパニック障害と付き合っています。 12年の長い付き合いです。 体調が良いと発作が起こらないこともありますが、体調が悪く発作が多発することもあります。 薬の力を借りて、パニック発作と付き合っているんです。 そもそもパニック障害って?と思われている方もいらっしゃるかもしれません。 パニック障害とは、このように説明されています。(e-ヘルスネットより) 私はパニック障害の当事者になるまで、こ

          私、パニック障害ともう闘って12年です。