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【戸開走行保護装置の設置】エレベーター改修工事の補助金をもらうため

先日、補助金を活用してエレベーター改修工事を行う際に必要ないくつかの工事のうち、地震時管制運転装置の設置についての記事を投稿しました。

今回は、戸開走行保護装置の設置工事についてご説明したいと思います。

戸開走行保護装置の設置について

戸開走行保護装置とは

エレベーターの戸開走行保護装置とは、エレベーターがドアが開いた状態で運転を開始するのを防ぐための安全装置です。
この装置は、エレベーターのドアが完全に閉じていないときにエレベーターが動き出すことを物理的、電気的に防止する役割を持っています。ドアが閉まっていることを検知するセンサーやスイッチが正常に作動しない場合、エレベーターは動き出すことができず、これにより乗客の安全が確保されます。万が一の状況でドアが開いたままでエレベーターが動き出すことは大きな危険を伴いますので、
この保護装置はエレベーターの基本的な安全機能の一つとして非常に重要です。

これまで紹介した工事内容は、どちらかと言うと、住民に直接的な影響を与える安全性のことではありませんでしたが、戸開走行保護装置は、住民が直接に事故にあうことを防いでくれる重要な装置の設置工事となります。
設置されると、ドアが完全に閉じるまで運行を開始しないようになり、子供やお年寄り、車椅子の方など、様々な理由で自分のペースでエレベーターを利用する方にとっても、安全な環境が作られるようになります。 あちこちで様々な機器や設備のバリアフリー化が進んでいますが、戸開走行保護装置の設置もマンションエレベーターのバリアフリー化となるのではないでしょうか。

戸開走行保護装置の設置の工事については、公式サイトのコラムに書いています。

補助金を活用したエレベーターの改修をお考えの方は、ぜひ上記コラムをご覧になってください。
きっとお役にたつはずです。
他に、noteでも補助金に関する記事を公開しています。

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エレベーター改修で補助金をもらうためには

エレベーターにおける事故は、扉に挟まれるなど扉関係の事故がとても多いです。なので、今回ご紹介した戸開走行保護装置は、マンションの住民の誰もが安心してエレベーターを利用するために必要なとても重要な装置になります。 補助金が取得できるできないとは関係なしに、設置しておきたい装置ですよね。
これから補助金を活用してエレベーターの改修を行う際は、この戸開走行保護装置の設置は絶対必須であると覚えておきましょう。
ただ、戸開走行保護装置工事の内容がどういったものであるのか、正しく安全性が確保できているのか、危険な状況になった際も自動的に安全が確保されるのかなどは、やはり一般の方では判断がつかないでしょう。

エレベーターのことは、エレベーター専門のコンサルティングサービス「エレベーターマネージメント」にご相談ください。
あなたのマンションのエレベーターの改修時に補助金を活用したいのであれば、是非ご相談ください。
きっとお役に立てるでしょう。

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