エレベーター保守の適正価格って?

エレベーターの点検も最近では遠隔点検、リモート点検にして有人点検を減らして月額の料金を抑えるケースが増えていますが、そもそも点検って何をする事なの?って疑問に思うことがあります。
遠隔操作でエレベーターの起動回数、ドアの開閉回数、それぞれ何階に何回止まったか等データを取ってレポートして”異常はありませんでした”で〇千円毎月支払うのですけど、これって点検って言えるのかな?
確かに電気信号で動くモノですが、機械構造なので、ちゃんとした位置にスムーズに着床して適正な速さでドア開閉して、音がしてガタついていれば異物がどこかのローラーの軌道上に引っかかっているとか、注油して潤滑させるとか、一定の期間の経過状態から予測想定して調整をするのが保守、保全だと思いますがいかがでしょうか?
点検時間中エレベーターは一瞬も動いてないけど一時間たって終わりましたと完了報告するとか、防犯カメラで乗場を作業時間中まったく作業員映っていなくても請求書だけ郵送されてくるとか、一番月額見積金額が安かったかもしれませんが、これってちゃんと履行責任果たしているのか?と思うのです。
そんな金額でとても採算とれないよ~て金額が横行しているので業界全体としてとても危惧されます。

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