閉じ込め故障の対処法

皆さん、突然ですがエレベーターに閉じ込められてしまった経験てありますか?エレベーター会社で働いてて20数年、私自身がなった事はないですが、以前勤務してた会社では閉じ込められてしまったご利用者様の対応は幾度とあります。いろいろな不具合が重なって発生してしまうのですが、まずはパニックにならないで落ち着いて外部との連絡を取るのが先決です。

【まずは中の非常ボタンで異常を知らせる】
エレベーターの中には必ず”非常ボタン”があり外部に異常を知らせるようになっています。ボタンを押すと外側の乗場や管理室等のインターホンボックス内のブザーが鳴って会話ができるようになっていますし、ほとんどのマンションのエレベーターには非常通話装置が付いていて24時間緊急センターに直接繋がるようになっています。もちろん携帯電話を持っていたら緊急連絡先の電話番号にかけても同じくオペレーターにつながります。

【エレベーター会社の救援を待つ】
非常通話装置はいろいろな回路を経由するので数秒間押し続けなければならないのとスピーカーの具合によっては声が聞こえにくいケースがあるのではっきりと出来るだけ大きな声で緊急連絡先のステッカー記載の現場管理ナンバーを伝えればあとはオペレーターの指示に従って静かに救援を待ちましょう。無理やり扉を開けようとする方もいらっしゃいますがもしエレベーターの位置がフロアーとフロアーの間の位置なら危ないし、突然動き出す危険性もありますのでやめましょう。

密閉されてるので酸素不足にならないかと思いがちですが、天井上部には換気口がありますし扉と扉の隙間もけっこうあいているのでるので大丈夫ですよ。

保守会社や保守契約内容によって他にも違った対処法もあるので興味関心ある方はエレベーターマネージメントのホームページからお問い合わせください。

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