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人生の分岐点について考える。今の自分はどう作り上げられたのか。②

こんにちは!大学生Ryoです。

前編に引き続き、人生の分岐点(ターニングポイント)について考える、の後編になります。
前編をまだ読んでいない方は是非前編から読んでみてください!

「あなたの人生の分岐点を5つ挙げてください」


③刈谷高校合格(15歳)


刈谷高校への合格を勝ち取り、ここで過ごした3年間は自分にとって充実していたと思うし、人間的な成長も大きくすることができたと振り返ります。

ここでのキーワードは「当たり前の基準の再構築」です。

僕は愛知県にある刈谷高校という高校を志望校に定め、受験勉強に励み、晴れて刈谷高校に入学することができました。ですがそこで僕は数多くの苦労を経験することとなりました。

中学生まで僕は住んでいたその地域の中では勉強でもサッカーでも基本苦労しない立ち位置にいました。そのような状態でいざ入学してみるとこれまで経験したことのないことがたくさんありました。勉強面では、一番初めの定期考査?のようなテストで400人中364位を獲得しました。自分でも笑ってしまうくらい低い順位の結果を受け取り、そこからの3年間は周りや授業についていくことで精一杯となる生活を送ることとなります。

サッカー面では、名古屋グランパスu-15出身の先輩がいたり、元愛知県選抜の同期がいたり、自分よりうまいと思える選手が本当に多くいました。監督からの評価としても、僕は1年生の間にAチームに上がることはできず、3年生の先輩が引退したタイミングで空いた人数を埋めるような形でAチームに上がることになりました。

ここまで勉強面とサッカー面でとても苦労した、という話をしてきましたが、ここで中学時代の「自分を律する」というスパルタ式Yコーチからの教えが大変生き、自分で何とか上に食らいつくため、自主的に両面において取り組みを行っていました。

この経験から無意識の間に当たり前の基準が上がっていた、そう今振り返ると強く感じます。朝5時半に起きる、1時間目が始まる前に毎日1時間勉強する、全体練習の後には必ず自主練習やウエイトトレーニングを行う、練習が終わったら22時まで自習室で勉強する、高校3年生の1年間は特に、傍から見ると過酷な生活をしていたように思えますが当時は淡々と目標に向けて取り組んでいたような気がします。

この井の中の蛙状態になっていた僕の根性を1から叩き直し、当たり前の基準をこれまでよりはるかに高いところへ引っ張り上げてもらったこの経験は、現在の僕の大部分を形成することとなりました。


④インターハイ全国大会出場(18歳)


高校3年生の夏、インターハイ愛知県大会予選を突破し、全国大会に出場しました。

ここでのキーワードは「自信」です。

古豪と言われる刈谷高校サッカー部は直近でも2年前にインターハイで全国大会に出場していました。しかし強豪の私立高校と比べると選手層の薄さや練習環境の違い、勉強との両立などから何度も簡単に出場できるものではありませんでした。

毎日の学校の授業と共に、週6日の活動、長期休みには合宿という形で活動がありました。サッカー部なのにボールを使わずに走るだけの合宿や毎週火曜日は校庭の周りを競わされながら走るメニュー、

③でお伝えした通り、僕は高校生活を振り返ると苦労したことがたくさんありました。ですが、このインターハイで全国大会に出場することができたという経験は、これまでチームとして個人として目標に向かって取り組んだことと、その取り組みの基準の高さを認めてくれたような気がして、僕のパーソナリティの自信や自己肯定感というパーツを埋めてくれるような出来事であったと振り返ることができます。

⑤大学生になったこと(19歳)


最後の分岐点は大学生になったこと、というこれまでに比べて大きな決断をしてきたというわけでもないタイミングを選びました。

ここでのキーワードは「セルフアップデート」です。

これまで小中高と学校に通いながらサッカーに打ち込んできて、一日一日を何も考えずに生きていても宿題や受験勉強、練習、試合などによって与えられるものをこなすことで自動的に時間が過ぎていきます。大学でも体育会サッカー部でサッカーはしているものの、これまでと比べると自由な時間というものが自然と多く生まれてきました。大学1年生の初期は自由な時間のほとんどをアルバイトで埋めていた時期もありました。ですが徐々にこの自由な時間を自分を成長させることに使おうと考えるようになりました。(アルバイトも初めての経験だったのでとても新鮮でいい経験ではありました。)そこで本を読んでみたり、興味を持った資格の勉強をしてみたり、社会人になったらできないようなことをやってみたり、様々なことに取り組むことで自分は何が好きで何が苦手で、何を求めていて何を求めていないのかを理解するなど、自分をアップデートしていくのと同時に自分についての理解を深めることにもつながりました。(自分のことをより深く理解している人間という点から、自己理解もセルフアップデートととらえています)

この大学生になったこと、というこれまでとの生活スタイルの違いが自分の人生の分岐点となっている、そう自覚しています。



長い長い文章でしたが、最後まで読んでくださりありがとうございました。
これを機に皆さんも、「私の分岐点はいつかな~」と振り返ってみるのも面白いかもしれませんね。

では、また。

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