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梨泰院クラス、ただものじゃない。

梨泰院クラス名言集


「梨泰院クラス」

このドラマを見始めて、なんとも人生の教科書的存在になり得る素晴らしいドラマなんだ、と強く感じる。

あのイガグリ頭の主人公を想像し、なんとなく理由もなくただ見ることを避けていた韓国ドラマ。

ブームが去った?このタイミングで親友の影響を受けて見ることに。

世間とは若干タイミングがずれて僕の中でブームの波が来るということはなぜだかよくあることだ。

1,2,3話とエピソードを見進めていくうちに、僕は理由もなく毛嫌いしていたイガグリ頭のパクセロイに今ではそっこんだ。

あいつ、ただものじゃねぇ。

多少頑固なところがあっても自分の信念に沿って人生を生きているところや、素直でまっすぐな性格に惚れた。

自分もこういう人間になりたいとまで思うようになった。


ということで、パクセロイを中心に梨泰院クラス内で発せられた、自分に刺さった、いわゆる「名言」をみなさんにお伝えしようと思う。

とりあえず、第1話〜第8話の中からの抜粋になります。

第3話

この1回だけ、最後の1回、もう1回だけ。一瞬は楽になる。
だけどな、それを繰り返していると、人は変わってしまう。
パクセロイ

普段温厚なセロイが声を荒げたこの場面。

単なるプライドや強がりではない。

過去のいくつもの修羅場や苦しい出来事など、すさまじい経験からくるこのセロイの覚悟と信念の強さ、自分の目標を叶える人間のメンタリティを学んだ。

第4話①

貧しいから、学がないから、前科があるからダメ。
そうやって言い訳して諦めるのは良くない。
まずやってみないと。
パクセロイ

行動したくないからこそ、それなりに妥当な理由を自分の中で作り上げて、言い訳をする。

そしていろんなことへの挑戦を諦めている自分を正当化する。

人間であれば誰しもが無意識にしてしまう思考であろう。

これに関しては僕の大好きな本「嫌われる勇気」でも同じことを学んだ。

刑務所内にいたセロイは出所後を見据えて一人本を熟読していた。

「前科持ちの人間が出所後に成功するはずがない」と他人に批判されながらも、自分のやりたいことに向けて行動を起こす。

人間は、自ら動き出さない理由を作り出す人間であることを理解した上で、行動を選択する。

そんなことを学んだ言葉。(と本)

先日、「行動力」をテーマに記事を書きました。

是非一読してみて下さい。


第4話②

俺の価値をお前が決めるな。
俺の人生はこれからなんだ!
夢を叶えて生きてやる。
パクセロイ

これもまた、刑務所内で仲間に出所後の成功を否定された時のセロイの言葉だ。

父を亡くしたセロイは自分の夢を叶えるため、刑務所内でできることに専念した。

父のためにも自分のためにも。セロイの覚悟の強さが自信と共にひしひしと伝わる言葉。

第4話③

10年間俺は好きだったんだから、お前も俺を好きになってくれなんて。
商売じゃあるまいし。
心は give and take じゃないから。
パクセロイ

長年好いていたスアに対する気持ちを露わにしたこの言葉。

普段、信念をもって生きる強いセロイが恋に対してもまっすぐに生きる様子が伺えるシーン。

「心は give and take じゃないから。」

こんなかっこいいセリフ人生で一度は言ってみたいものですね。(笑)

第6話

夢を誰かに委ねないし、お母さんの夢も背負わない。
私が主人公の人生を生きる。
育ててくれてありがとう。
チョイソ

第6話から、セロイの経営する居酒屋タンバムのマネージャーを務めるチョイソの言葉をピックアップ。

親から愛を受けて育ったイソ。

有名大学への進学ではなく、セロイの営む小さな居酒屋への就職を決め、母から詰め寄られる。

客観的に見てもイソの、この人生の選択はいかがなものか、と感じるところもある一方で、自分の人生を誰かのためではなく自分のために生きる、自分の人生自分で選択する。

この言葉から強い覚悟と決心が汲み取れ、学び多き一言。

「育ててくれてありがとう。」

母親なしではここまで生きることはできなかったことを理解した上で、感謝の気持ちをしっかりと言葉で伝える。

母親は常に偉大であります。

第7話

迷わなくていい、お前はお前の味方だ。
パクセロイ

人生の中で選択を迫られる機会は数多く存在する。

そんな多く出会う選択の場面で、常に納得できて、正解だと確信して人生を歩んでいくことは難しい。

ただ、どんな選択肢を選ぼうと自分だけはどんなときでも自分の味方である。

自分の行動に、自分の選択に、自分自身に自信を持って力強く生きることを学んだ。



いかがでしたか。

僕はポエマーではありませんが、これらの言葉は聞いていて気持ちがいいし、自分の価値観に近しいものがあるから魅力に感じます。

9話以降も心が揺れた名言があれば後編を書きますのでお楽しみに。


では、また。



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