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煽る気も無いし、ここだけの話にしていただけたらという私の不安話

インフルエンザワクチンはとっても有効で、大多数の人には有益なものであるのは周知の事実である。
しかしながら、卵から生成される過程の為、鳥アレルギーや卵アレルギーを持っている人は重篤な副反応の恐れがあるため接種注意者となっている。

では、コロナワクチンはどうなのであろうか。

これも大多数の人を健康に保つ有益なものだが、インフルエンザワクチンのように、接種注意者が存在するかどうかの確認や注意はまだない。
私はそれで、早くそこのところを公にして欲しいなと思っている。

なぜならば、自分の現在の状態がコロナワクチンを打ったから、という思いをどうしても拭いきれないからである。

どうしてそう思うのか、まず診断を受けるまでの事を時系列にならべてみた。それは以下となる。

2021年4月に会社の健康診断では、私は再検査も不要な健康体であるとしか言えない結果だった。実際、ランニングなんかも暇になるとしていた

2021年7月に、職域でのワクチン一回目
注射は全く痛くないと聞いていたが、私は左肩に千枚通しで刺されたような痛みを感じた。そして、同僚皆が出ていた高熱は私には出なかったが、二日間は全身の痛みで寝たきりとなった。その後は体の重みを感じるようになり、疲れやすいと会社と自宅の往復以外外に出なくなる

2021年8月ワクチン二回目
一回目よりもさらに激痛。アイスピックで殺された死体の気持。
やはり熱は出ないが、一回目接種時よりも体の怠さは大きかった。 
この頃から換気扇の汚れカバーの交換や洗濯ものを干す動作に苦痛を感じるようになる。高い所に手を伸ばす動作がきつくなる

2021年10月にかかりつけ医を受診。
それは、意味不明のゲップ症状で悩まされているからである。この時に体の怠さは相談していない。年齢的なものと受け入れていたのである。
医師は私の訴えから逆流性食道炎の診断
しかし、薬は効かずゲップが止まらない。
そして、何の気なしにした万歳の動作で自分の状態を初めて知ったのもこの頃である。左腕はまっすぐに上がるのに、右腕があがらないのだ。
私は50肩だと思い、時間がある時に整形に行くかと放置。
けれどこの頃ではすでに椅子に座るのも辛いと、ダイニングセットを捨て、足を延ばして寄りかかれる座椅子と座卓に変えたりもしていたのだ。

翌年、2022年3月に三回目接種
この時は五寸釘を肩にめり込まされたような痛みで悲鳴も上げた。
藁人形の気持が良く分かった。
ついでに前回までとは違う動悸を感じたが、肩の痛みの衝撃だと思い、十五分の安静中に酷くなったら申告しようと椅子に座っていた。動悸はすぐに消えたが、倦怠感が辛いと思いながら自宅に帰った。やはり熱は出ない。

その後、仕事の最中に指先が汚いと気が付く。
よく見れば、赤茶けたシミのようなものが両手の指先の甘皮に出現しているのだ。皮膚がんか何かの病気かとネットで調べると、強皮症の症状でよくある爪上皮出血点としか出てこなかった。

その時に逆流性食道炎も強皮症の初期症状でよくあると知る。

自分はもしかしたら強皮症だったのでは無いか?

だが、この時点で体の怠さは年齢的なものとしか考えていないので、受診は無い。ネットによれば強皮症の逆流性食道炎は不治で、その時にかかりつけ医が出してくれている薬を飲む対症療法しか無いと知れば、わざわざ医師にかかる必要は無いと考えたのである。

当時の薬袋と左手の薬指の甘皮を写したもの。茶色の点が強皮症の症状の爪上皮出血点

2022年の6月に会社による健康診断。
この健康診断の結果は、肝機能障害の恐れで、半年後に再検査をするようにと指示付である。
ここで私はいままでの体の怠さはこれかと納得していた。
年齢だけのものじゃ無かったのだ、と。

2022年9月に体の怠さもピークとなり、その体調の悪化で早めに再検査を受ける事にした。どんどん増えるばかりの爪上皮出血点も不安なため、この時の血液検査に膠原病の項目を入れてもらう。

「強皮症って難病だよ?滅多にないよ」
「違ったら皮膚科ですよね。これのせいで不安でいっぱいなんです」

かかりつけ医は私の指先の出血点を見るや表情を変えた。
結果は、肝機能障害など無い。
ただし、抗核抗体が1280倍、そこに強皮症の抗体が陽性だった。
抗ScL70抗体は全身強皮症の特異的抗体で、予後が不良というものである。

肝臓の機能障害と判断された数値の項目は、肝臓以外でも異常があれば上がるもの

かかりつけ医は膠原病の専門医へ紹介状を書いてくれた。
その時にかかりつけ医はこう言った。

「自己判断せずに、体で気になる所は全部伝えなさい」

私はかかりつけ医が言ってくれた事を元に、腕が上がらないことや体が怠くて背もたれに持たれていないと体が辛い状態だと告げた。それこそ筋炎症状だと言う事で、様々な検査を課せられた。

2022年11月
多発性筋炎の診断が私におりたのである。

そうして現在に至るという、こんな時系列だ。
結局抗体は抗ScL70抗体ではなく、抗RNAポリメラーゼ抗体である。出現抗体が途中で変わるのも珍しく、さらに言えば、抗RNAポリメラーゼ抗体とはmRNAを読み取る抗体である。

ワクチンが体内でコロナのRNAを転写して、体内組織を使って複製を作るものだと思い出したらどうだろうか

私がワクチンのせいだと思うのも、思いたい気持ちも分かって頂けると思う。

そして私がこんなことをわざわざ書いたのは、もしワクチンで私と同じような症状になって悩んでいたら医師にかかって欲しいことと、もし、ワクチンを受ける前に不安でいっぱいだったら、膠原病であるか無いかの血液検査だけしてみたらどうだろうか、ということだ。

全員では無い。
何の病気も無い時の血液検査、それも膠原病検査料は高い。

もし身内で膠原病を患っている人がいるいたのなら、だ。

私は母の従姉妹二名が膠原病で亡くなっているし、母も膠原病の疑いとして長年医師にかかっている。だが私の姉も妹も大丈夫だったので、宝くじぐらいの確立何かもしれないが、当たったら嬉しくないものだし、心配なら。

何事も無ければ単なる健康の証明であるし、もし接種後に膠原病になってしまったら、ワクチンのせいだとして訴える事が出来るのではないのかな、と思うからである。
ワクチンを受ける前にもし膠原病の血液検査をしていたら、そこで膠原病では無いと証明出来ていたら、予防接種健康被害救済制度に訴えて保証してもらえたかな。
わたしはそう考えているのだ。

私は指定難病だから医療費はカバーして貰える。
医療費のカバーのない難病患者はとても辛い。
特に二十代や三十代のこれからの人が、そんな状態になったらと思うと。

そのうちにインフルエンザワクチンと同じように、これこれこういった体質の人は注意してください、の覚書も作られるのだと思う。
けれど、今は無い。
ならば自衛するしかないのかな、でもかかって重体になっても怖いから、何かあった時のために血液検査だけしといたらどうかな、そう思うのだ。

長い文章お読みいただきありがとうございます。
せっかくなので八十八ヶ所巡礼というバンドをご紹介します。
メタルではなく、プログレバンドです。そしてこの曲はメタル風。