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今日の衝撃

今日教授たちもくる大人数での飲み会があり、単位のことで教授からお叱りを受けた。ただお叱りの衝撃は友人から送られてきた「大森靖子」のLIVE映像には敵わない。

普段ビートルズやRadiohead、black midi、ソニーロリンズ、ゆらゆら帝国、betcover!!などなどを聴く私にとって彼女は聴く対象ではなかった。

また普段の大森靖子を知らないのでファンの皆様に「何も分かってねえ!」と思われるかもしれないがうるせえよ。俺が思ったこと書いてんだよ。

ただ銀杏BOYZと共作したという情報を聞き、興味を持って、今日大森靖子のLIVE映像を見た。

大森靖子自身が表現であり、生き様である。その大森靖子の声と一挙手一投足がバンドメンバーを刺激し、底上げし、轟音で全てを掻き消してくれた。観客さえも呼応し空間を掌握していた。
また限界にいった感情の発露は子供だったと言えると思う。ただ衝動のまま絵を描き、放出すれば放り出す。色々と学んでしまった大人には表すことのできない人間の根源的なものがそこに確かにある。
それに近しいものを帯びた何かだったと感じた。私は芸術論として岡本太郎の影響も受けているので、大森靖子はきれいではなかったといえる。
褒めてます。

ただLIVEが終わると「ありがとうございました」と女の子に戻る彼女さえも良かった。

この映像を送ってくれた友人には感謝しかない。

初めて綴る音楽のことが大森靖子になるとは全くもって思っていなかった。てっきりRadioheadやMiles Davisなどだと思っていた。ただそれほど衝撃であり、音楽に縋ってきた自分が少し救われたと感じた。

もっと音楽についてかきたい。

あと大学生にもなった自分をしっかりと叱ってくれる大人がまだいるんだなと思った。信用できる気がする。テストがんばる。

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