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小さな心 大きな心

仁の音さんの、この記事を拝見して、感銘を受けました。
仁の音さんの先輩が、お手紙で、 「毎年正月になると〝書き初め〟をする慣わしが、我が家にはある。子どものころから正月二日には、家族そろって一枚の紙に寄せ書きをやる。そこにその年の決意と家族の絆が出来るのである。親のすてきな演出ではある。」    

というようなお話を書いて来られたようです。そしてそれが脈々と家族に受け継がれている。ということでした。
私は娘たちに何を残せるかしら、と考えさせられました。

そこで、教室の子どもの書き初めの様子を、短歌で表したくなりました。

かきぞめや ふるえるもじの
いとしさよ
ちいさなこころ おおきなこころ

この絵は小学生の子が、楷書を書いていますが、「心」という文字を書いた時、小さくなってしまい、本人は気にしていました。
小さくなってもいいんだよ、よく書けたね
と言いながら、大きくなったら、大きな心を持つ人になってほしいと願いつつ、短歌をつくりました。
小さな心は楷書で…現在
大きな心は行書で…未来
を表し、書いた「心」は小さいが、ほんとの心は大きくなあれ、とこの時の気持ちを
詠みました。

書き初めや
震える文字の
愛しさよ
小さな心
大きな心

仁の音さん、有難うございました。

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