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靴擦れとなんでもない日の朝

履き慣れないパンプスで破茶滅茶な靴擦れを作ったわたしです。
デート(仮)中、はしゃいで痛みに気づかなかった。
今更痛いし、ぐしゅぐしゅしている。
仕事に差し障る。

プライベートで履く靴はぺったんこが好き。
ライブにも行きやすいし、背が伸び過ぎないし、足が疲れない。

ただ、ごく一般的な洋服を着る際には、普通の小綺麗な靴が必要になる。
ニーハイブーツもショートブーツも最高だけど、年中ブーツではいられない。
サンダルはここ数年履いていない。足の爪がめちゃくちゃ小さくて嫌いだから。

我が家に置いてある靴は、母親から支給されたものが多い。母は足が小さいため、合わなかった靴を送ってくる。
22.5cmの靴は入るのだが、形によっては痛い。
数時間のお出かけ、しかもあまり歩かない事を前提とした可愛い靴。

今回も大して歩いていないくせに靴擦れしていた。
可愛いって痛みを伴うんだなと思った。
みんなちょっとした痛みを抱えながら、おしゃれをして笑っているのかもしれない。

足の痛みを感じるたびに、一緒にいた時間は楽しかったなと思い出す。
次に会う時にはこの靴擦れも治っているだろうか。
それとも瘡蓋にならないうちに会ってしまうのだろうか。

迷っている時はやめた方がいいよ、と言うけれど。
しない後悔とする効果、どちらがいいのか。
優柔不断なわたしには、きっと決められない。



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