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転職活動でのつながり

今回は私の転職活動中に繋がった方々のお話しをします。転職活動だけでなく、その後の転職・就職支援で繋がった方々も含めてお話ししていきます。



①集団面接からの繋がり

まずは集団面接で繋がった方のお話し。転職活動って相談できる人があまりいないし、会社の人に話すなんてもってのほかですよね。そんな寂しく一人で臨んでいた最中、たまたまとある大学の面接が集団面接でした。その時の受験者は3名、自分のほかは他大学で経理をしている人とIT系の企業の人。経理の人はなかなか頭がよく大学業界に対しても知見と課題意識がありました。IT系の人は知見も課題意識もさっぱり。質問にほとんど上手く答えられていませんでした。面接後に自分は思い切って経理の人に声を掛け、少しお話しをしました。やはりお互い同じような境遇で周りに相談できる人がいないこと、そのため内心もやもやしながら転職活動を行っていること、そんなことを話しました。自分はやっとこさ、このもどかしいモヤモヤを共有できる人を見つけられたと思い、連絡先を交換しました。結局この大学にはお互い個人面接の2次面接と小論文に進み、自分が先の日程だったため全て情報を横流ししました(笑) ただ、経理の方は2次面接で落ち、自分は最終で落ちてしまいました。
他の大学での集団面接でも繋がりがありました。この大学も経理の人は書類通過しており、大学まで一緒に行きました。そこでは2人ずつの集団面接、自分も経理の人も違う人とペアで面接を行い、面接後連絡を取って、互いのペアの人も誘って4人でカフェでお話しをしました。新規の二人とも他業界で大学業界についてはあまり理解がなく、情報が欲しいということで、自分と経理の方の情報提供をしました。また、大学業界が他から見てどのように見えてるか聞いて、とても良いイメージを持っていることも分かりました。結局4人とも落ちてしまい、よく分からない大学だったね、ということになりました。

②グループディスカッションからの繋がり

続いてグループディスカッションからの繋がり。中途採用でもたまにグループディスカッションがあるのが大学業界。グループディスカッションは割と得意だったため、かなり余裕を持って臨んでいました。だいたいグループディスカッション終わりにはちょっと砕けた感じになり、そのまま帰りに声を掛けて駅までお話しをしました。その方は現在受けている大学の契約職員で、正規職員になるためには中途採用を一般の方と一緒に応募して内定を取らないといけないということでした。なるほど、やはり中にいる人は情報を持っているな、と思いました。その契約職員の方はグループディスカッションで落ちてしまいましたが、自分は次の選考へと進み、最終選考一つ手前で落ちました。
グループディスカッション後は、張り詰めた緊張感からの解放からかみんな割と話に乗ってくれます。

③就職支援からの繋がり

現在転職希望者や就活生の支援をしているため、そこから多くの繋がりができました。転職希望者では、基本的に他業界から大学職員を目指している方が多いため、他業界の不満を聞くことができます。もちろん不満だけでなく現状や働き方なんかも聞いています。これはこうした活動をしないと知ることのできない貴重な情報です。
就活生とのつながりでは、なんといってもその大学の中身や一学生としての感想を聞くことができます。また、その学生がインターンシップに参加したりワンキャリアなどの情報を持っていたら、その情報もいただいちゃいます(笑) 
こうして色んな情報を入手しながら次の支援へとその情報を活かしたりしていました。
就活生については更に自分と就活生の1次的な繋がりだけでなく、就活生同士の横の繋がり、世代を超えての縦の繋がりも作っています。先日実施した内定者懇談会では、大学職員を目指す就活生が周りにほとんどおらず、そうした人との繋がれたことはとても良かった、という感想がありました。

④おまけ:カフェでの繋がり

これは完全におまけですが、自分が転職活動をしていた時、毎朝近所のカフェを利用してES作成や面接準備をしていました。だいたい10か月くらい活動していたため、その店員や客と顔なじみになってきます。客とは特に何もなかったのですが、そのカフェの店長とはちょっとした話をするようになり、異動の時はわざわざ自分に声を掛けて「今度私異動することになったんですよ」と教えてくれました。とても優しく気の利いた店長だったため寂しかったですが、まあチェーンのカフェなら仕方ないよなあ、と思っていました。
また、店員の一人がノリのいい体育会系の男の子で、向こうから「いつも何やってるんですか?」とか話しかけてきました。そんな彼は大学卒業後、劇団に所属しながらアルバイトをし、お金をためてアメリカ留学をする夢を語ってくれました。なんだか全然うちの大学の学生じゃないのにとても応援したくなりました。そんな彼はきっと今ブロードウェイを目指してアメリカにいることかと思います(留学するのが決まってカフェを辞めるところまでは知っていました)。


まとめ・おわりに

いかがでしたでしょうか?
今回は転職活動でできた繋がりをお話ししてきました。出会いは一期一会、同じような境遇で心のモヤモヤを抱えていたり、有益な情報を持っている同志がきっといることでしょう。そんな時は思い切って声を掛けてみてください。きっとあなたの助けになることでしょう
今回の記事が大学職員を目指している人に少しでも貢献できれば幸いです。

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