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超獣戦隊ライブマン、第19話「ガリ勉坊やオブラー✏️」

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まずは、恒例のあらすじから📖
今回もこちらの管理人さんのブログをご参照下さい🙇

今話のテーマは「純粋で素直な気持ち」

「今日も勉強、明日も勉強。愚かな人間に生きる資格無し。この世は天才だけのもの。天才の中の天才は大教授ビアス。この世を治めるのはビアス様。」
ビアスを称え、ボルトを信じる人間となってしまう恐怖の教科書……ボルトバイブル📖
このボルトバイブルを強制的に人々の手につける頭脳獣ベンキョウヅノー。
戦闘能力も凄まじく、ライブマン達を追い詰める。
しかし…Dr.オブラーの命を削ってできた頭脳獣であるが故に、今まで抑え込んでいた「遊び心」が出てしまい、結果的に戦闘意欲を失ってしまう。
そんなベンキョウヅノーへの叱咤をする為にビームを放つDr.オブラーは力を使い果たし、尾村豪の姿へ戻ってしまう。
今話の神セリフは、そんな尾村と丈の会話の中で生まれたこの言葉。

「豪が…、豪が人間に戻った。豪、やっぱりお前は人間なんだ。豪…。」➡️大原丈
「ちくしょう。とうとう、俺の力も尽きてしまったのか…。」➡️尾村豪

そして、神セリフ
「何言ってんだ、よかったじゃねえか!人間に戻ったんだぞ。」by.大原丈

丈の純粋な気持ち。尾村の純粋な気持ち。
二つの純粋で素直な気持ち。丈の底抜けの優しさと、尾村の心の奥にあった「遊び心」。
思い返せば、二人は元々友達同士。
丈のかけた言葉にみせた豪のなんとも言えない表情が、全てを物語っていると私は感じた。
たとえ敵でも、自分の素直な気持ちをぶつける丈。
自分は陰口や陰湿ないじめをしている側の人間にポジティブな言葉をかけ、良心の扉をあける手助けを行う事はできるだろうか……。
きっと、標的が自分に移らない事を考えて、陰口に加担してしまうだろう。

それは自分の気持ちが弱いからだ。

ただ、陰湿な事をしている人間の心の扉は固く重い。

……ただ、そんな固く重たい扉を一生懸命にあける努力をしようと腰をあげるのは、もっと重い。
だから、いじめは無くならない。陰口は消えない。

ただ、裏を返せば複数人で巻き込めば、いじめは「いじり」、陰口は「鼓舞」に替える事はできる。ポジティブな事を言う人の周りにはポジティブになりたい人が集まる。集まったポジティブは、時間はかかるかもしれないが、悪の心も溶かす。
コミュニケーションが不足して、ネガティブが溢れている時代だからこそ、今話の大原丈を是非とも観ていただきたい。
きっと、純粋な心を思い出せると私は思う。

加えて、ベンキョウヅノーのフォルムの可愛さと共に、今話は「ギルドス」の初登場回。
彼の何を言ってるか分からない言語も合わせてご覧頂ければと思います。

純粋で素直な気持ちで。

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