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インターンを10社経験したプロダクトマネージャーが感じた、リチカの「機会の深さと量」

株式会社リチカで働く人はどんな人? それぞれのこれまでと、リチカで働く上での思いを聞いていく「リチカな人たち」。今回は学生時代に多数のインターンを経験したプロダクトマネージャーの宮﨑秀也さんに、これまでの経験とリチカでやっていきたいことについて聞きました。

実家を出て倉庫の隣に住み込みインターン

大学に入り、家庭教師と新聞配達の継続営業のアルバイトをしていたという宮﨑さん。「普通のバイトだと時給1,000円ちょっとしかもらえなくて。もっと稼げるものはないかな、と探していたらこの2つになりましたね」。仕事は「楽しくなかった」と本音をのぞかせるが、しっかりと稼ぐことはできた。

一方で、単にお金ではなく社会で生きていくための経験が欲しいと考えて、企業でのインターンを探し始めた。1年生のときからWeb制作会社でホームページを作り、もっといろんなことをしてみたいと思っていたタイミングで、知人からペット系ベンチャー企業の運営メンバーを探しているという話をもらった。

このプロジェクトはスタートアップスタジオという、プラットフォームの中で新規事業を立ち上げる形で行われていた。資金やエンジニア、デザイナーなどは使えるが、運営の中心となる社員がいないという特殊な形態の会社だった。そのため、宮﨑さんは運営、仕入れなど会社に関わることをすべて担当することになった。毎月ペットグッズを発送する業務があり、商品の在庫をしまっておく倉庫があったのだが「倉庫の隣に一部屋あいてるよ、って言われて、2週間後には引っ越してました」。それまで一度も実家を出たことがなかった宮﨑さんだったが、いきなりの決断に家族も驚いていたという。

「よく考えたらこの経験って、一般的なインターンと違うから全然参考にならないかもしれないですね」と笑う宮﨑さん。インターンというよりは、0から1をつくりだす「起業」に近い経験を積むことができた。倉庫の隣に住み込み、ひたすら仕事のことを考える日々。商品の梱包が間に合わず、両親やいとこに時給を払い、手伝ってもらったこともある。「なんでもいいから『とにかく達成させる』というモチベーションがその時に身についたと思います」と振り返る。

毎日忙しくも充実した日々だったが、業務を拡大していくフェーズになり、1人では無理だと考えて一緒に取り組んでくれるメンバーを探した。そのうちの一人がいま、リチカで同僚として働く砂川虎次郎(こじろう)さんだ。「いろんな人の紹介でたくさんの学生と会ったんですけど、砂川くんは地頭がよかったので『一緒に働きません?』って誘ったんです。そしたらすぐ来てくれました(笑)」

動画編集を学びたくてリチカへ

何もかもないところから作り上げるハード・シングス。「めちゃくちゃ楽しかった」という宮﨑さんだったが、インターンはここでは終わらなかった。長期でメガベンチャーの営業なども経験し、就職活動のための2~3日ほどの短期インターンは5社ほど経験した。長短合わせてトータルで10社ほど経験したというインターンの中に、リチカも含まれていた。「単純に、動画編集を学びたいという理由で探していた時にリチカを見つけました」。

それまでのペット系ベンチャーの仕事からもいろいろ学べるなとは思いつつも、「自分のやりたいこと」をもっとやってみたいという気持ちが出てきたのが大きかった。ちょうどその頃、大学でもYouTubeのチャンネルなどが立ち上がり、動画編集に興味を持っていたタイミングだった。動画編集が未経験でも1から教えてくれ、とてもいい経験となった。

インターンは「自分でやるマインド」を身につけられる

大学生活をインターンとともに過ごしたといっても過言ではない宮﨑さん。今振り返ってみて、学生にインターンをすすめますか? とたずねると「めっちゃすすめますね」と答えてくれた。「まだ制度とか、会社のいろんなことが整っていないところに行くと、『自分でどうにかしなきゃ』とか、『仕組みを作っていかなきゃ』というマインドを得られるし、早いうちから作る側に回れるなと思うんです。それをやっていればどこにでも行けるし、スキルはあとからついてくるものだと思うので、マインドを身につける上では経験をしてみて欲しいなと思います」

では、自分が学生時代に戻るとしたら、どういった会社でインターンをしたいだろうか? 0→1、ちょっと整った会社、しっかり整った会社の3択だとしたら、宮﨑さんは0→1の会社に行きたいという。「でもそういう会社って、見つけるのが難しいところもあるんです。僕も人に紹介されてというところがあるので。それから、たまたま僕はうまくいきましたけど、本当にぐちゃぐちゃな企業もあるし、リスクもあると思うんです」。それを考えたら、少し整い始めたぐらいの企業に入って、ある程度の裁量があって仕事を任せてもらえる、というぐらいの方がいいのかもしれない、と話す。

「リチカありき」の転職

新卒では大手IT企業に入社した宮﨑さん。アプリ開発のプロジェクトマネージャーとして、機能改善の企画やエンジニア・デザイナーとのコミュニケーションを担当していた。とても仕組みが整った、しっかりとした会社。だが次第に「自分がいてもいなくても、この会社の売上はかわらないな」と思い始めてしまう。「自分が休もうが、自分が死ぬほど頑張ろうが、サービスがめちゃくちゃ伸びることもなければ、サービスが衰退していくみたいなこともないというか……実感できなかったんですよね」

​​実は社会人になってからも副業としてリチカに携わっていた。代表の松尾さんとも時たま話をすることもあり、会社としての成長角度、「機会の深さと量」があるなと改めて感じられた。転職したいというよりは、「リチカに入りたい」と感じ、新卒の会社を10カ月で退職し、リチカに入社した。

入社してからは一貫してプロダクトマネージャーとして働く宮﨑さんだが、その中身の役割はだいぶ変化してきているという。はじめは1つのサービスに対してやることが決まっている中で、エンジニアやデザイナーとのコミュニケーション、仕様確認やサービス運用などがメインだった。現在では新規のサービスを担当しており、サービスのコンセプトやユーザーの体験設計など、上流の企画がメインになっている。

いいチームでいいものを作って喜ばれたい

「一人でやると一定のところまではすぐ行けるんですけど、難しいことをやろうとすると限界を感じてしまう。特に僕のいるチームはスペシャリストが集まっているので、彼らの強みをしっかり活かして、チームとして力を発揮できる状態にしていかないといけないなって思っています」

今後宮﨑さんのなりたい、ありたい姿とは? とたずねると、「つねに文化祭の状態でありたい」と答えが返ってきた。「高3の時の文化祭で『オペラ座の怪人』の劇をやったんですが、受験期にも関わらずクラスのみんなが1つになって作り上げて、それをお客さんに見てもらって、『良かったよ!』って反響があって、すごく感動しました。それが人生で初めての経験で……そういう経験を何歳になっても、何度も経験してみたい、というのが僕の人生の軸の中にあるんだと思います」。チームで1つのものを作り、誰かに届け、いい反応をもらい、みんなで喜ぶ。リチカでもその気持ちを何度も味わえるように、宮﨑さんは成長を続ける。


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