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なんと「海外からのコメント」をキッカケにそばの麺の色に「黒っぽいもの」と「白い物」がある理由を初めて知った(連続投稿721日目)。

 僕がやっている「海外の人に英語で日本家庭料理のレシピをご紹介するyoutubeチャンネル」、COOK LIKE A JAPANESE。それのインスタグラム版に一昨日「神田まつや」さんと言う創業138年のお蕎麦屋さんでランチにお蕎麦を食べたことを載せた。すると海外(恐らくアメリカ)から「こんなに白いそばは見たことが無い。これは小麦粉で作ったそばなのか? 日本では小麦粉で作るそばがポピュラーなのか? 」とコメントを頂いた。

 それを見て僕は「あれ? 小麦粉で作る蕎麦なんて聞いたこと無いな」と思って「まつやさんのウェブサイト」を確認すると、やはりそば粉で作っていると明記されている。なのでその事をお伝えして、お相手はなんとなく納得した感じだったのだが。

 その後「そう言えばそばってなんで黒っぽいものと白っぽいものがあるんだろう」と思って色々とググってみたら、なんとそばの実の中心部のまわりの胚乳の部分は小麦粉のように真っ白で、そこから作った粉を1番粉、その周りのやや緑の部分の胚乳から作った粉を2番粉、更に外側の濃い緑色の甘皮部分から作る粉を3番粉と言うのだとか。ちなみにそば殻まで含めて挽き込む「挽きぐるみ」と言うのもあって、それはかなり黒くなるのだそう。

 という訳で1時間ぐらいしてからその事を僕の拙い英語のコメントでお返ししたのだが、今の所それに返信も無いし、良いねも付いていないので伝わったかどうかは定かではない。

 しかしお陰でこちらとしては「日本人としては出来れば知っておきたい雑学のひとつ」を知ることが出来てラッキー。失礼極まりない事に僕は「神田まつや」さんのお蕎麦が少々エクスペンシブなのは「伝統料」なのかと思っていたのですが、ちゃんと「そば粉」も最上級の物を使っていらしたのですね。いや〜、道理で美味しいわけです。と言うか僕の無知がひたすら恥ずかしいんである。ZZZZ〜!!!!

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