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自分の居場所を探す、ということ(楽をすることは悪なのか…編)

そういえば、昨日書いたnote「自分の居場所を探す、ということ(共働きを言い訳にしない…編)」にも関連するんだけど。

日本のパナソニックのCMで、西島秀俊さんがダンナ様、奥貫薫さんが奥様を演じてるシリーズ、すごいですよね。

「共働きの毎日は忙しい」「だから僕らは家電と、家事をシェアする」。

これを、あのイケメン西島さんが笑顔でのたまう。もう、何言っちゃてんだっていう理想像(笑)。でもいいの、なにせ “理想” だから。

ただし、現実はそうはいかないんだなあ。共働きだからといって、必要な家電がなんでもかんでも買えるわけじゃないし、そもそもここハワイには、そーんな気の聞いた家電製品はないしね。

楽をすること=悪いことではない、という肯定

それでも、CMを見ていて幸せになるのは、あなたが楽をしようとすることは決して悪いことじゃない。と肯定してくれているからなのかなあと思います。楽っていうか、家事の効率化を図るために投資することは、ぜんぜん悪くないっていう考え方のシェア。どこまで実現できるかは各家庭の事情によるけど。

今まで、無条件になんとなーく良くないと思われていたようなこと(奥さんが家事を手抜きするのは悪、手間をかけるのが当たり前で正しい……的な考え方に基づいて)が、「いいんだよ、みんなそれぞれ大変だし効率的にやれるならそれもアリ!」って言ってもらえてるようなね。それで救われる人、多いと思うんです。

「とにかく、できるだけ頑張らないと!」
「気合で乗り切ればなんとかなる」
「嫁が家事や子育てについて手抜きするとは何事だ」
「甘えは決して許されない」……

いや、昭和生まれ・育ちの私としてはわかりすぎる諸々ではあるし、自分自身が今、10代後半の娘や息子に毎日言っているのも、これに近いお小言だったりするのかもしれないけれど(苦笑)。

でもやっぱり無理しすぎると、どこかでひずみが出てきますよね。そんなこんなも含め、しなやかに生きていきたいなあと思う今日この頃。

ハワイも、ちょっとだけ秋めいてきました。


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