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家族のことがめちゃくちゃだいすきなお話し

私は家族のことが、世界で一番大好きだ。

私の家族は母、父、2つ上の兄
東京と大阪におじいちゃんおばあちゃん。

お母さんは、これでもかと無償の愛を捧げてくれる。
お魚は脂身が乗った方をくれるし
カットケーキは必ず1番に選ばせてくれるし
1週間旅行に行くとなったら私の姿が見えなくなるまで
ベランダからブンブン手を振ってくれる。
「いってらっしゃい」「おかえり」は必ず玄関まで来てくれるし、
私が悲しくて泣いた時は泣き止むまで、ギューってしてそばにいてくれる。

お父さんは、包容力に満ちた自由を与えてくれる。
「なんでも、りこちゃんが好きなことをやりなさいね」
幼い頃から一貫して私に選択の自由をくれた。
でもその言葉の裏には、何かあったときには絶対に突き放すことはしない
安心感が必ずあって、その安心感と包容力に思い切り寄りかかって
ここまで自由奔放に突き進んでこれた。
そして、家庭を大事にしながらも、自分がやりたいことをやる力強さで
社会人の背中を見せてくれるのだ。

お兄ちゃんは、いつからかあまり口を聞いてくれなくなった。
だけど、友達に「兄弟いるの?」って聞かれたときは
いつだって鼻高々「おにーちゃん!」と答えてしまうのだ。
この世界の誰よりも、努力家だから。幸せになって欲しい。
尊敬している。

東京のおじいちゃんとおばあちゃんは、近くに住んでいて、
私が生まれた時からずっとそばにいる大事な家族。
おばあちゃんは、自分を犠牲にして相手を大切に、大切にする。
洞察力が凄まじく、辛いことがあった日には「何かあったの?」と
すぐに気づかれてしまうのだ。
おばあちゃんがお花が大好きなんだと気づいた日から、
私もお花が大好きになった。
こんなにも愛に満ちた人はいないだろう。
おじいちゃんは、おばあちゃんのことが大好きだ。
でもいつもおばあちゃんに叱られてばかり。
呑気でマイペースで少しわがままだから。
昔から喧嘩が絶えないふたりだけど、おじいちゃんはいつも笑っている。
そして、私がみかんが好きだと知ると、
足が痛くて腰も強くないのに、雨の中スーパーまでみかんを買いに行き
バスに乗って家まで届けてくれるのだ。

大阪のおじいちゃんとおばあちゃんは、いつも笑っている。
おばあちゃんは、私が「あ」というだけで笑う。
というのは、流石に冗談だけど、それくらい笑い上戸。
そして、堂々と、凛としている。
おじいちゃんは、「幸せだ、幸せだ」といつも言う。
「今、息をしているその瞬間しか生きていないんだ。
だから、ボーッとしている暇はないんだ」
昔からこのフレーズが口癖だ。
おかげで私も生き急ぐようになってしまった。
そして、おばあちゃんのことが大好きだ。
おばあちゃんが舞台で歌うとなれば開場の1時間前から並び、
先頭を陣取ってカメラを構える。指を震わせながらスマホで写真を撮る。
日常にここまで幸せを見出せるおじいちゃんの孫でいられて、幸せだ。

絶対に味方でいてくれる、心強い家族の存在ほど
ありがたいものはない。

家族に何かあったら私が1番に駆けつけるし、
家族を世界一幸せにするために私は今日も生きるのだ。

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自分の「スキ」に素直になりたい、一回限りの人生を生き抜きたいのです。