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30代で転職した2人に聞く、転職時の家族の受け止め方【転職toリディラバ vol.7】

元経産省、元投資銀行、元新聞社…。2023年3月時点で従業員40名ほどのリディラバは、有名企業や官公庁から転職してくる人が多い職場です。

組織は徐々に大きくなりつつありますが、まだまだ成長途上のベンチャー企業。特に小さなお子さんがいるご家庭などの場合、転職の際に家族から反対されることもあるのではないでしょうか。

今回の記事では、30代で転職をされたリディラバ事業開発チームの2人に、家族の受け止め方や実際のリディラバでの働き方について聞いてみました!

【この記事でわかること】
・リディラバに転職したいと家族に話したときのリアクション
・家族に説明するときに具体的にどんな資料を使ったのか
・実際に入社して感じたリディラバの良い面と悪い面

【お話を聞いた人】

リディラバに転職を決めた理由

転職の際に重視していたのは、「家族との時間」をどう増やせるか

ーまずはおふたりの転職時の状況や、何を重視して転職先を探されていたのかについて教えてください。

柴田:私はもともと経産省で働いていたのですが、非常に激務だったこともあり、同じ様な働き方を続けることは難しいだろうなと思っていたタイミングで転職を考え始めました。

また、子供に障害があるのですが、それまでは学校の送り迎えや日中の急な呼び出しの対応は、無理をして妻1人にお願いしていました。子供も大きくなってきて、今後は私もそちらのフォローをしていきたいとも考えていました。

そのため、勤務時間を減らせるか、家で過ごす時間を増やせるか、自分でスケジュールをコントロールできるかといった点を重視しました。

黒澤:私も柴田さんと似ていて、子供が生まれたタイミングだったのに加えて、前職で体を壊したこともあり、持続可能な形で働けるところを探していました。

転職の際に重視していたのは大きく2つで、1つは家族との時間を取れる働き方ができること。

もう1つは、人生の中で相当なウェイトを占める”仕事”において、社会に何を残せるか、どんな姿で働いているところを家族に見せたいかといったところも重視していました。

ぶっちゃけ、家族に反対された?

リディラバについて伝えた時の反応は圧倒的に「不安」(笑)

ーリディラバについての家族への切り出し方や、その時のご家族の反応はいかがでしたか?

柴田:リディラバについて伝えた時の反応は圧倒的に「不安」。「いいね!」という反応はありませんでした(苦笑)

まだ10年くらいの中小企業ですし、安定性や給与面がすごく心配だったんだと思います。

私は前職で何度かリディラバとご一緒したことがあったので、それまでの仕事内容や、安部さんがどんな活動をしている人なのかなどについて、紙にまとめて妻に話すようにしました。

また、当時はリディラバ代表の安部さんが週1でテレビに出ていたので、「一度見てみてほしい」という話もしました。

黒澤:うちはまず「リディラバ」という言葉自体を聞き取ってもらえないところから始まりました(笑)

前職は総合商社の社内ベンチャーだったのですが、急成長フェーズにあり売上も大きく、もはやベンチャーとは言いづらい環境でした。

最初にリディラバについて話したときは、柴田さんと同じく「子供も生まれたし大丈夫なの?」という反応でした。

家族にはどうやって説明した?

リディラバ入社時の柴田さん(写真右から二番目)

ーその後、転職を決めるまでに、ご家族にはリディラバについてどのように説明されましたか?

柴田:説明にあたって、妻にも質問があるか聞いた上で、初歩的なところから細かい質問を全て文字に落とし、事業開発チームのリーダーに全て答えてもらいました

給与や手当面、入社したらどんなポジションで何をするのか、基本フルリモートであることの再確認、健康診断をちゃんと受けられるのかなど、細かく質問に落としたのを覚えています。

また、ちょうどリディラバが2.3億円の資金調達を行ったタイミングだったので、投資家のリストもいただき、「中小企業ではあるけど、これだけ多くの人が応援してくれてる会社だから大丈夫」という説明もしました。

実際の質問リストとチームリーダーからの回答(給与情報のみ黒塗り)

黒澤:私の場合は妻と前職が同じだったため、私の考え方や動き方については理解があり、転職についても任されていた部分が大きいです。

ただ、給与面・働き方はちゃんと確認してほしいと言われていたので、柴田さんと同じくそのあたりは確認して、しっかりと説明しました。

加えて、私自身それまで事業として社会課題に関わっていなかったため、社会課題領域で本当に持続可能に事業が成り立つのかどうかを知りたく、数字ベースで色々と質問を重ねて、私自身の納得度を高めていきました。

ー内定承諾前の段階で、転職についての家族の納得度はどれくらいまで上がっていましたか?

黒澤:8割くらいかなと思います。8割以上は入社してみないとわからないと思うので、入社前としては最大限までいけたと思っています。

柴田:私は実は5割までいってなかったんじゃないかな...(苦笑)

ーそうなのですね!その状況から最終的にどのように折り合いをつけられたのでしょうか?

柴田:妻のお母さんやお姉さんからの後押しが大きかったというのが本当のところです。

義母・義姉も私がヘロヘロになりながら終電やタクシーで帰ってくる様子を見ており、十数年勤務しても変わらない働き方を見て、その状況が改善されるならぜひ転職した方が良いのでは、と言われたのが最終的な決定の助けになりました。

黒澤:私の場合は、数社から内定をもらっていた中で、リディラバについて語る時が一番熱があり、入社への意欲が一番伝わったのが大きかったようです。

実際に入社して感じたリディラバの良い面・悪い面

本当にここまで融通が効く環境で働けるんだ、という驚き

ー実際に入社していかがですか?

黒澤:子供に重度のアレルギーがあり、その対応等の必要がある中でも、チームメンバーに支えてもらいながら働けています。こんな環境は新卒から一回も経験したことがなかったので、本当にここまで融通が効く環境で働けるんだと驚いています

一方で、時間になったら仕事を切り上げて家族との時間を作りたいとは思っているものの、個人的にプライベートでもどうしても仕事を意識してしまうところがあって、妻からは「環境が変わってもあなたの働き方は変わらないね」と言われます(苦笑)

複雑に絡み合っている社会課題を扱っている分、今までより仕事の難易度が圧倒的に高いので、個人の能力・人間力もより高く求められていると感じています。

その中でより高みに行こうとすると、時間内で収まっていないのが現状です。際限ない働き方になりがちなところは自制しないといけないなと思っています

バーチャルオフィスで家から出勤!oViceというツールを導入しています

柴田:わかります!「職場から帰る」という強制的にシャットダウンできるタイミングがなくなったので、より自分の働き方が色濃く出てしまっています(笑)

時間の融通が効くことを実感しているのは黒澤さんと同じで、家で仕事ができるので、子どもと過ごす時間が増えましたし、家のフォローも前よりできるようになってきています。自分自身も睡眠時間が長くなり、ずいぶん健康的になりました。

妻からは、「(長男に障害があることもあり)家に常に大人が2人いることで、『1人でやり切らなきゃ』というプレッシャーや負担感がかなり軽減された」ということも言ってもらえました。

一方で、社会課題により深く向き合うにあたり社内外でディスカッションを続けているので、妻からは「今まで以上に理屈っぽくなった」と言われています(笑)

ーそんな問題も…(笑)最後に、今転職を悩まれている方に一言お願いします!

黒澤:私はチームリーダー陣や安部さんに面接で熱を高めてもらったおかげで、リディラバに入社したい思いや理由が家族に伝わりやすかったように思います。

みなさんにもぜひ、リディラバメンバーと密にコミュニケーションをとりながら、ご自身やご家族の大切にしている軸と合うかどうかを見ていっていただきたいなと思います。

柴田:日本で最も安定しているとも言われる国の組織を辞めてリディラバにきた私のような人もいるので、今転職を悩まれているみなさんがご家族と話される際、こんなキャリアを持った人も働いているよ、というのもご家族を説得する参考情報になると嬉しいです。


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