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Just Right!のここがすごい

Just Rightという文章校正支援ツールをよくオススメしているのですが、「ほかのソフトと何が違うの?そんなお値段を出す必要性はあるの?」という声をよく目にするので、今回は私のオススメポイントをまとめてご紹介します!


誤字脱字チェック

これは使ったことのない人にも、ピンときやすい機能ですね。タイポグリセミア現象のように、見直してもなかなか気づかない誤字脱字はあるので重宝しています。

漢字の使い分け

「早い」と「速い」、「温かい」と「暖かい」などは学校でも教わる使い分けですし、皆さんも意識すると思いますが、そのほかの使い分けはどうでしょうか?「ズボンを穿く」、「靴を履く」など、Just Rightの指摘で初めて意識した使い分けもあります。
このように、自分が知らなかった・意識していなかった直すべきポイントに気づかせてくれるというのが、私がJust Rightを買って本当によかったと思う点です。

同一助詞の連続

直すべきポイントといえば、「○○の○○の○○の」など、同一助詞が連続した時の指摘にも助けられています。指摘を見て訂正というのを繰り返しているうちに、訳文をつくる段階で意識する習慣ができます。指摘の数がだんだん減ってくると、スキルの向上を実感できて気分があがります☺

表記揺れチェック

複数案件を持っていると気づかない間に揺れていることがあるので、この機能も重要です。表記揺れの指摘はWordなどにもありますが、専門ソフトならではの機能として、個々の表記数が表示される点が便利です。ほかの人が作業した既存訳の手入れ時にも、「こちらの表記数の方が多いので、こちらの書き方に統一しますね」とスムーズに提案できます。

またこの機能があることで、翻訳時に「漢字を開いていたっけ?どうだったっけ…?」と迷った時に、Just Rightで最後に整えようと割り切って、クリエイティブな方向に脳のリソースを使うことができます。

二重否定、重ね言葉、商標・商品名チェック

こういった表現も無意識で使っていることが多く、指摘を見て「ああ!教えてくれてありがとう!」と思うことがよくあります。

校正支援専門ソフトとしての使い勝手のよさ

紹介した機能は確かにWordなどにもありますが、こういった様々なエラーをワンボタンで列挙してくれて、視覚で直観的に捉えて校正できる校正支援専門ソフトであることが、私はJust Rightの最大の強みだと思っています。

指摘のカテゴリーでソートすると、疑陽性の指摘など、
無視してよいものとそうでないものを見分けやすい

「い抜き言葉」や口語などが多用されるゲーム翻訳の場合、直す必要がない疑陽性の指摘が多いこともありますが、それでもJust Rightでチェックしてよかった!と思うことが何度もありました。指摘のカテゴリーでソートすると、無視してよいものとそうでないものを見分けやすいので便利です。ルールセットも切り替えることができ、複数のデフォルトルールのほか、細かく設定すれば、独自のルールや辞書でのチェックも可能です。

まとめ

このように、Just Rightを使うと、機械的にできるチェックをかなり効率的に実行できるため、文章のリズムがよいかどうかの見直しなど、人的な作業で本当に気を遣うべきことにリソースをかけられます。
どうでしょうか。めちゃくちゃ便利だと思いませんか!?気になった人は、ぜひこちらのページからチェックしてみてくださいね!


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