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会いたい人に会いに行く

 NHK「子ども科学電話相談」が好きで、家事をしながらよく聞いている。
 どの先生も大好きなのだが、特に鳥の川上先生は著書も何冊か拝読している。最初に川上先生を知ったのは著書からなのだが、ラジオを聞いてからは、文章からも先生の声が聞こえてくるので、大変楽しく味わっている。

 その川上先生が我がマチにいらっしゃるという情報を直前に入手し、予約不要に若干の心配(川上先生ファンで溢れかえってしまうのでは)をしつつドキドキしながら会場へ行ったら、人は大勢いたが、溢れかえるというほどではなかった。(案内がちょうどよかったのだと思う)
 お話は大変面白く、直に聞く川上先生の語り口は、ラジオよりも柔らかく聞こえた。この後にご著書を読むときの、私の脳内に流れる川上先生の声は、より優しくチューニングされた。
 私はミーハーなので、講演の後、追加の質問を受けている川上先生の周りを骨格標本を見ながらウロウロし、何とかタイミングを見つけてサインをいただいた。初めて読んだ『鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。』にサインしてもらうのがいいんだろうなあ、と思いつつ、結局は直近で読んですごく気に入っていた別の著書にいただいた。快くサインしていただき、ますますファンになってしまった。

水族館で鳥のお話

 渋谷に行く都合があって、Googlemapを見ていたら、「コスモプラネタリウム渋谷」を見つけた。これは天文の永田美絵先生の仕事場ではないか!ということで、旅程に組み込んだ。時間の都合で永田先生の解説回にはあたらなかったが、ひさびさにプラネタリウムを楽しんだ。解説員の方が上映プログラムを(一部?)作成されているのがいいなと思った。

プラネタリウムは眠くなる

 魅力的な先生と素敵な質問に出会える「子ども科学電話相談」。これからも応援しています。

 今、私には会いたい人が二人いる。どちらの方も人前に出る仕事をされているので、時間と場所を押さえて出掛けていけば会えるだろうと思う。SNSによると、二人ともサインに対応していただけるようなので、著書を持って会いに行きたい。