メンバーに質問している子どもを見ていると、自分が子どもの頃に、誰かに勉強を教えてもらいたかった気持ちを思い出すので、こういう場を大切にしたいと思うのと同時に、少し羨ましく思ったりもする。中高の頃は塾や予備校に通っていたり家庭教師がいる友達が羨ましくて、その頃の私のまだまだ狭い世界には、そういう子の方が多かった。 大学に行きたかったけど、周りに女性で大学に行っている人がいなくて、強く行きたいと主張することも出来なかった。結婚して息子と娘が生まれ、二人とも大学へ行かせてやる
この週末は、中学生の女の子に数学を教える機会が続いたのだけど、私が中学生に数学を教えることにとりわけ興味があるのは、その頃の自分が数学を教えて欲しいと思っていたからです。ここがわからないって言いたかったし、わからないところを教えて欲しかったから、今が楽しい。
一週間後には、もう会えない歳下の友達の誕生日が今年もやってくる。 この春も、Canvasが何度も頭の中で鳴っていた。 一緒の春に居たこと、私は忘れない。私を追い抜かしていった貴女の後ろ姿を今も追いかけている。
先月東京旅行をした。旅行に行く計画自体は半年以上前からあったのだが、あまり気がのらず、旅行先が東京となってからは増々気がのらず、チケットやホテルの手配も全てひと任せにしていた。 とはいえ旅行の日は来て、当日まで大まかなスポットしか決まってないし、細かな行程は何も決まっていなかった。空港の出発ロビーで決める予定でいたが、結局羽田空港に着いてもすべて案の段階で、何も決まっていなかった。羽田空港を出る電車に乗ってから、車内で私がその日のスケジュールを提案し、そうすることになっ
私は、成人したら誰でも何かボランティア的活動を定期的にするのがよいと思っている。 ボランティア的活動というのは、生活の糧ではないけど消費ではない、世の中を良い方に動かす何かを想定している。自分の好きなことや住んでる場所で、単発でも継続でも何でもいいけど、できれば月イチくらいで出来るといいと思う。理由は、ボランティアは生活に程良い新風を吹き込んでくれるから。社会課題にも気づきやすくなり、市民の一員として生きていくこととも添いやすい。また、ボランティアの対象にも新風を吹き込む
子どもの勉強を見ているとき、同じような問題が解けるようになったら、次の、それより少し発展した問題に誘うのだけど、もっと慎重に考えたいなと思っている。一見解けるようになったように見える問題を、何遍も何遍も解くことが大切な場面がある気がしている。子どものペースを見誤らないように。
新年度を前に、年内にやりたいことを書く。 楽しいこと考えて気持ちを上げて、年度末&年度初めの雑務を耐え凌ぐぞー。 Kさんのライブが見たいので、ライブ情報を注視して1泊2日旅程を立てる。たぶん関東方面になるので、出来ればRちゃんにも会う。 もう3年くらいYさんのファンをしているので、著書にサインをいただくため(もちろんご講話も楽しみに)何らかのイベント等をねらって1泊2日ないし2泊3日旅程を立てる。たぶん関西方面になるので、出来ればKちゃんにも会う。 この二つの旅行
『イエスの幼子時代』の続編。 J・M・クッツェー『イエスの学校時代』 エストレージャに着いたダビード、シモン、イネス、犬のボリバルは、農園に仕事を見つけ働きだす。物語は疾走していき、振り落とされないよう掴まっている気分になっていたけれど、面白くて手に力が入っていたので、それも楽しかった。前作と同じくらい可笑しく、そして哀しくて可哀そうで可愛い。 ダビードはダンスアカデミーに入学し7歳になる。イネスは天職を見つける。ボリバルは老成する。それぞれ変わっていくのだけれど、
NHK「子ども科学電話相談」が好きで、家事をしながらよく聞いている。 どの先生も大好きなのだが、特に鳥の川上先生は著書も何冊か拝読している。最初に川上先生を知ったのは著書からなのだが、ラジオを聞いてからは、文章からも先生の声が聞こえてくるので、大変楽しく味わっている。 その川上先生が我がマチにいらっしゃるという情報を直前に入手し、予約不要に若干の心配(川上先生ファンで溢れかえってしまうのでは)をしつつドキドキしながら会場へ行ったら、人は大勢いたが、溢れかえるというほど
読書会で紹介してくださった方がいらっしゃったので読んだが、そうでなければ手に取ることはなかったと思う。ありがとう。面白くて一気読みでした。 J・M・クッツェー『イエスの幼子時代』 シモン:初老の男。ダビードと一緒にノビージャの町へ来る(そして出ていく) ダビード:5歳くらいの男の子。ノビージャに来る途中、大事な手紙を失くしてしまう イネス:アラサー女性。テニスをしていたら、ダビードの母になる アルバロ、エウヘニオ:シモンと同じく荷を担ぐ仕事仲間 フィデル:ダビートの親友
新年にメンバーとお話した際、読書会に参加してみたいと言ってくださった方がいて、そろそろ本を間においてメンバーとお話ししたいなぁという気持ちになって、久しぶりの開催となりました。参加してくださった方、ありがとうございます! 今回紹介された本について。 りえ:九月『走る道化、浮かぶ日常』 私が2023年に一番面白かった本。「不快感早押しクイズ~人生大会~」が一等好きで、いろんなところでお勧めしています。九月さんは、Xの「『読む』ラジオ」が有名で私も本当に図抜けていると思
読み始めた本は帯に「技術としてのやさしさ」とあって、とても期待している。やさしくなりたい。 明確に何かを求めて本を読むのって久しぶりかもしれない。
新井紀子『AIに負けない子どもを育てる』 新井紀子氏によるN高の講義をYouTubeで見て、とても面白かったので読んでみた。 「おわりに」に2011年東日本大震災の時の学校ホームページや災害時のネット状況について言及されていて、こういった問題に初めて気づかされた。いま、能登の学校ではどんな状況なのだろう。ネット環境が、子どもや学校の先生、その地区の方々の生活を守ることにフル活用されていて欲しいと思う。その方面でも、困難な状況に立ち向かっている方がいらっしゃるのだろう。
ボランティア募集のチラシを置かせてもらえるだろうかと、学習支援をしている教室の近くのカフェに寄った。 そのカフェは初めてで、外観から中がどうなっているのかよくわからなかったが、想像よりも広く、ゆったりとテーブルや椅子が配置されていた。休日の午後に訪ねたが、先客は3組、2組はおひとり様で1組は二人連れ、私と入れ替わりで2人が出ていった。友達と来てもおしゃべりが弾みそうだし、一人でゆっくり本を読めそうな席もある。 ボランティアは大学生や若手の社会人を中心に募集している
月一回、オンラインの読書会に参加している。毎回とても温かで面白くて、今後とも継続的に参加出来ると嬉しい。 テーマに合った本 その読書会はここのところ、テーマに合った本を各々選び、何故その本を選んだか、テーマについてどんなことを考えたかを、みんなで話すスタイルをとっている。 参加する前の準備では、テーマについて思い巡らし、私の問題意識とテーマが重なるところの本や話題を用意する。テーマの懐が深いからだと思うのだけれど、あまりテーマど直球!の本が選べない。毎回、私なりの必
横道誠『発達障害の子の勉強・学校・心のケア』に、発達障害の子を持つ保護者として大事なこととして、以下の3つが挙げられている。 私は発達障害の子の保護者ではないし、本業は別に子どもと関係なくて、これからも子どもとはボランティアとして細く長く関わっていけたらいいな、と思っている。上記の3つは、支援をしようと思うときに大切なことが簡潔に表明されていてすっと腑に落ちた。横道さんすごい。 大学生の頃から今まで、子どもに関するボランティアを続けてきて、あるいは単に自分として人生を