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ホーリーバジル(トゥルシー)の研究


ホーリーバジル(トゥルシー)についてまとめている記事がなかなUPできていませんが、先に研究の文章を見つけたのでこちらをシェアします。
英文ですが一部日本語訳で抜粋して貼り付けています。

「ホーリーバジル(トゥルシー)とクローブの成分であるユージェノールは、SARS-CoV-2スパイクS1とACE2の相互作用を阻害し、治療反応を誘発する」

日本語訳を抜粋

中世以来、トゥルシの葉は免疫を刺激し、さまざまな人間の障害を治療するために使用されてきました(プラクシュとグプタ2005;バリガら2013;コーエン2014;ジャムシディとコーエン2017)。
この研究はトゥルシーの葉の成分であるオイゲノールがスパイクS1とACE2の相互作用を阻害することの重要性を強調している。特異性は、ウリン酸、オレアル酸、β-カリオフィリン(トゥルシーの葉の他の主要成分)がスパイクS1とACE2の間の相互作用を妨げることができないことを示す結果によって強調されています。したがって、オイゲノールはSARS-CoV-2疑似ウイルスのhACE2発現HEK293細胞への侵入を阻害した。対照的に、オイゲノールはhACE2発現HEK293細胞へのVSV疑似ウイルスの侵入を阻害することができず、オイゲノールの機能特異性を示す。オイゲノールは生理活性化合物である(マルケーゼら。2017; Barboza et al. 2018)とTulsiに加えて、クローブ、シナモン、コショウなどの多くのハーブで広く利用可能です。したがって、私たちの結果は、この自然に利用可能な化合物がCOVID-19に有益である可能性があることを示唆している。

原文はこちら


植物の力

今回の研究で挙げられているオイゲノールは、クローブ、シナモン、ローリエ、ナツメグなどにも含まれています。特にクローブは西東問わず、昔から医療に用いられてきたスパイス。体を温める、抗菌作用、抗酸化作用、抗がん作用、抗炎症作用、抗ウィルス作用、麻酔作用、鎮痛作用、健胃作用、などがあると言われています。

トゥルシーは病気を寄せ付けないとも言われています。
アーユルヴェーダの目線で言うと、ピッタの性質があり、ヴァータとカパの疾患、特に呼吸器の疾患に良いと言われています。
今回の研究はそれがより裏付けられるような物だなと思いました。

トゥルシー、すごいですね!

私たちも自然の一部、植物の持つ性質によって助けられます。


今日はトゥルシーの研究についてシェアしました。



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