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“ホンモノになりたかった”私へ。

4年前の私が書いた記事が、
ふと目に飛び込んできた。

タイトルは
「ホンモノになりたかった」。


本当の「ホンモノ」とはどう言うことか?

自分が考えていた「ホンモノ」とは違う
「ホンモノ」の在り方に気づき始めた頃だった。

4年経った今、周りを見渡すと、
「この人はホンモノだ」と直感的に感じる人が
多くなったように思う。


言い方を変えると
「この人はガチだ」
みたいな感じというか。



2023年の私から
2019年の4年前の悩める私に伝えたい。


ホンモノとは
夢中になった結果、気づくとそうなっている、
と言う様な状態の事で

決してなろうとしてなるものじゃなく、
それは本人はあずかり知らない事。


Realとは、
言い換えるなら「Spirit-wise」

つまり、
「魂に従っている」
と言う状態の人の事を表しているのだと。

※因みにspirit-wiseという単語はありません。
私の造語と言うか…「魂的」みたいな意味。


「ホンモノ」が作り出したモノは、
表面的には不恰好だったり、
或いは
一般的に広く認められなかったりする。
でも、
届く場所にはちゃんと届く。

そのspiritが尖っていればいるほど、
同じspiritを持つ人に
「刺さる」のだ、と。


嘘や下心のないピュアな魂は、
外野を寄せ付けない。
だから恐れずに。

魂が求める道だけを選んで進んで。
それがホンモノへと導いてくれる。


2023年の私から
2019年の私へ

余談

「The catcher in the rye 」の著者J.D. サリンジャーの編集者は、
全く本が売れないサリンジャーに
「もっと読者を信じたらとうだ?」と言ったという。(映画『ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー』より)
その言葉にサリンジャーは自分を爆発させた。

そうして「The Catcher in the Rye」(ライ麦畑でつかまえて)は生まれた。

編集者の言葉の意図は
「読者の顔色を伺わず、もっと自分の書きたいものを書くべきだ」と、
きっとそんな意味だったと思う。

とても励まされる言葉だった。

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