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コミュニケーション力はサバイバルスキル。

英語上手くなる人って、コミュ力高い人の割合高いと思うのですが、

それは、もしかしたら、英語学んでいるうちにコミュ力高くなっているのかもしれない・・・

とも思ったりするし、実際英語話す人はコミュニケーションスキルは高いという統計結果もあるみたいです。

で、海外に行くと特に実感しますが、コミュニケーション力ってまさに「サバイバルスキル」だった!思い出したりします(笑)。

日本にいるとつい、「言わなくてもわかるよね」的な期待で言わないこととか、

あと、最近はオンラインでできちゃうこととか、AIがやってくれることとかが増えているということもあり、人と話さないで済んでしまうことって多いですよね。

それに加えて、海外に出ると改めて思うのですが、「余計なことをペラペラ話さない」というのは、程度の差こそあれ、日本文化の要素だよな〜、ってこと。

いいとか悪いとかではなく、人と言葉で対話する量が、たとえばイタリアとかと比べると断然少ないのが日本なんですよね。

用がなくてもしゃべる人がモテる国イタリア

この記事のタイトル、「コミュニケーション力はサバイバルスキル。」というのは、イタリアにいた頃には毎日実感していました。

よく言われることですが、イタリアというのは日本のようにルールとか常識というのがほとんど通用しません。その代わり、どんなときも威力をもつのが、「人と人のつながり」とそこから生まれる物語りなのです。

だから、同じサービスでも担当する人によって内容が違ってくるし、個人的な関係、つまりコネがあることが、イタリア社会ではとても重要な要素だったりするのは、今も昔も同じなのではないかと思います。

となると、もちろんイタリア語話せることも重要、ということになるのですが、そこは私の意見では、英語でも、サイアク、ジェスチャーでもイケるのがイタリアでもありました。

要は、とにかく言いたいことを伝える、言いたいことが特になくても表情豊かに「私」を表現する

その延長線上に、人と人の接触からでないと生まれ得ないハプニングとか、展開があったりするので、だから毎日が何かこう、予測不能な感じというのがあったわけです。

普通に道を歩いているだけでも、お店の店主が「ボンジョルノ〜!」と挨拶してきたり、パン屋さんの店員とちょっとしたおしゃべりしたり。

バールでは顔見知りのバリスタが、「今日はサービスしてあげるよ」なんてチョコレートをつけてくれたり、あとは、何か耳寄りの情報をたまたま耳にしたり。

とにかく、いつも人に話しかけて、そして向こうからも話しかけられる存在でいること。これがとっても大事、と私は肌で感じ取っていたため、イタリアではこのスキルが自然に磨かれていたような記憶です。

そう、イタリアでのコミュニケーション力とは、当たり障りのない話ができるとか、面倒なことを上手くかわすとかの控えめ&後ろ向きなものではなく、

いかに人と心地よく接触して、次のいい展開を引き起こせるか?というアグレッシブさが重要で、しかもそれは、生きていく上で重要なサバイバルスキルだったのです。

なぜなら、それができるかできないかで、人生で体験するお得な出来事の数が違ってくるから!

日本でコミュ力を磨くには

イタリア文化と比較すると、いろいろな面で真逆とも言われたりする日本文化。

私は、日本人の英語力が低い要因の一つには、このようなイタリア人が得意とするバーバルコミュニケーション(口頭でのコミュニケーション)が必然的に少ないという、文化的な背景もあるのかな〜、なんて思ったりします。

ま〜、だからといって、イタリア人が英語得意か?というとそうでもなかったりするのですけどね(笑)。

これについては、自国文化に誇りをもっていたり、イタリアとかフランスのような、歴史的にも文化的にも「大国」ほど、英語はあまり上手くないという傾向がヨーロッパではある気がするので・・・。

英語力については、もしかしたらもっと精神的なこともあるのかもしれません(要は、世界を渡るには何が何でも英語が必要、と感じて上手くなるのがヨーロッパの小さな国の人たちなので)。

そして、その点では日本人も、ある意味英語においての必死さに欠けるという一面もあるのかもしれません。

あと、同じ英語でも、文法とか試験とか、重要じゃないところに必死になってたり、ね(笑)。

まぁ、いずれにしても、コミュ力の高さと英語力、イタリアのように例外はあるにしても、日本に関しては相関関係あるということなので・・・

上述の内容から、コミュニケーション力を磨くためのポイントをこちらに↓、かなり独断で発表します!

  1. 「用事がないと話さない」という意識を外して、用事がない時こそコミュニケーション力を磨くチャンス!と思ってみる。挨拶や雑談を知らない人とできますか?

  2. 「当たり障りのないもの言い」をしないように心がける。なぜなら、それは心を開いていない状態だから。トピックにもよるけれど、「天気いいですね〜」だけでなく、「天気がいいと、洗濯したくなりますよね!」など、自分のことをもう1歩開示する努力をしてみることで、無意識にしている心のバリアを取り払う練習になります!

  3. 相手に質問をする癖をつける。質問するということは、「あなたに関心がありますよ」というサインになって、心打ち解けていく大切なステップです。立ち入りすぎない絶妙なバランスの質問ができたら、パーフェクト!

まとめ

私はよく、英語力の前にコミュ力が大事、とコーチング生徒様にはお伝えします。

そして、英語を学ぶということは、グローバルコミュニケーション力を身につけることもしているんだ、そんな意識で英語と向き合っていただきたいと思っています。

その方が、英語の単語力とか文法の暗記力・理解力よりも、ずっとずっと重要で、しかも楽しいと思いませんか?!

英語学ぶ人も、学んでいない人も、ぜひ、いつもよりもちょっとだけでいいので「勇気を出して一歩踏み込むコミュニケーション」を心がけてみましょう。

人は、人との触れ合いがないと心も体も元気がなくなります。

だからまさに、コミュニケーション力は生きるために必要なスキルなのです。

以前、日本に数年住んだ外国人の上司が日本を去る時に、「なかなか友達ができず、残念だった」と言っていたことを思い出しました。

これも、いろいろと文化の違いがあったりするのですが、「あまり人と話さなくても生きていられる」のが日本だとしたら。。。。

それって便利なようでいて、ものすごくさみしいことでもあるんじゃないかな、って私は思ったりもします。

人と話さないことに慣れてしまわないように、いつも自分から心を開ける自分でいましょう☆

今日は、そんな思いを綴って、終わりにしたいと思います。

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