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月経をアーユルヴェーダな視点から。

こんばんは。

前回の記事で、女性のからだについてお話ししました。


今回は、女性のからだに月に一度やってくる月経についてお話したいと思います。

私は、数年前までは月経は体調が悪くなって煩わしいもの。と
捉えていました。

中学生の頃から、月経痛が重く、毎月痛み止めのEVEを飲むのは当たり前。
腹痛と腰痛、前からも後ろからも痛みが襲ってきて
月経なんて来なきゃいいのに。と思っていました。

社会人になって、健康に気をつかうようになるまで、
その思いは変わらず。



アーユルヴェーダや女性のからだに関する本を読んでからは
月経は、「今の自分の体の状態を知る指針」なのだと
認識が変わりました。

健康に過ごせていたら、そもそも月経痛はありません。
痛みを発しているということは、からだからのSOS。

からだを冷やす格好をしていない?
からだを冷やすようなものを食べていない?
きちんと食べて寝てる?

以前記載したように、アーユルヴェーダな食事法として
体を冷やすような冷たい食べ物や
冷凍食品、インスタント食品はなるべく避ける。
スパイスを多く取り入れた食事にする。

常に「からだを温める」ということを意識して生活するようになってから
私は半年以上は月経痛を感じていません。

毎月の月経痛がなく、月経血も黒ずんでいないこと
レバー状の塊が出ていないことを確認すると
「今月も自分の体に優しくできているな」
と感じることができます。


月経期間の過ごし方もアーユルヴェーダでは
とても大事だといわれています。


月経期間は、いつも以上に自分に優しく。
自分を甘やかしてあげてください。


月経期間はアーユルヴェーダでいうと
ヴァータ(風)のエネルギーが高まっているとき。

月経初日は頭を洗わない方が良いとされています。
洗髪をすると、ヴァータのエネルギーが乱れるといわれているため
可能であれば、洗髪はせずに軽いシャワーだけで済ませると良いでしょう。

月経期間は、本来であればお仕事を在宅に切り替えたりして
安心できるお家の空間で無理せず働きたいところ。

でも実際はそんな風に過ごす余裕もなかったり
職業柄、出勤必須の人はそうは言ってられない。

なので月経期間に働く際は、いつもよりリラックスできて
足首や腰など体を冷やさないような洋服をチョイスすることを
お勧めします。

私は会社員時代は、パンツスタイルや、ロング丈のワンピースを着て
今の時期は長い靴下を履いて運動靴などで出社していました。

あとは働いているときもこまめにお白湯を飲み
からだを内側から温めること。

そしてなるべくお仕事を早く終わらせて
家に帰りゆっくりと休息を取り、早めに寝る。

とにかくからだを休めて、自分を労わりましょう。

自分のからだの声を聞き、それに優しく応え続けていたら
必ずからだは良い方向に変化していきます。

そして徐々に月経痛やPMSも和らぎ、
月経がそこまで煩わしいものではなくなっていきます。

毎月の月経期間を通して、自分のからだを見直してみましょう。

それでは。

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