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承認欲求を満たすために人の上に立つことは出来ない

こんにちは! りいちです!

人って承認欲求を満たされたいものですよね!  自分も「人気者になりたい」「有名になりたい」「すごいと言われたい」と常に思ってる承認欲求オバケです笑

でも人を蹴落とすことで満たされた欲求って、奪われることに不安になり、結局いつかは泡となって消えると思うんですよ。

配信という文化が一般的になって「承認欲求」を満たす手段を簡単に手に入れられるようになりましたが、同時にマウントの取り合いも多く目にするようになりました。

「人の上に立つ」って優越感に浸れて心地いいものですが、その場所に立ったなら自己顕示欲を盛大に振るう前に、手を差し伸べて他人をひっぱりあげたり、優しく道を教えてあげてもいいもの。

しかし、快適な場所は独り占めしたいのが人間の性(サガ)。

自分はあるダンスコミュニティでリーダーを務めていますが、最近メンバーのマウントの取り合いが目に見えて顕著に現れ始め、悩みどころとなっています。

最近、あるメンバーから「講師をやってみたい」と相談されたわけですが、彼女はメンバーとしては日も浅くダンスも始めたばかりなので参加費を払って受ける価値のあるレッスンにできるか心配でした。そこで、なぜそんなに講師になりたいのか聞いてみました。

彼女は「教える側になったほうがダンスの上達が早くなるし、そのために練習したほうがモチベーションがあがる」と理由を話してくれましたが、なんだかモヤモヤする。

これでも自分は人間観察が趣味なので洞察力にはそこそこ自信があります。色々突っ込んで質問を繰り返した結果、彼女が同時期に入った別のメンバーよりも格上になりたいと思っていることが判明しました。

うちのコミュニティには「幹部」なるものは存在しないのですが、講師になれば幹部になれると思っていたようなのです。

そういう考えを持っている間は「持ち上げられたい」という気持ちが大きく、少なくとも人に何かを教える立場にはまだまだ程遠いことがわかります。

講師に求めるものは「人間性」であって「スキル」ではないからです。自分の承認欲求を満たすためにその立場を得たとしてもきっとリーダーとしての責任が取れない。

自分も偉そうに言える立場ではないですが、少なくともレッスンを受けに来る他のメンバーに不愉快な思いをさせるような判断はできません。講師になったからといって「私、偉いでしょ?」とは言えないのです。

彼女には何故断られたのかを自分で理解してもらうまで講師の話はお預けにしました。リーダーである私に媚びを売る前に、まず他のメンバーから認められる存在になって欲しいと願います。

自分の欲のためだけでなく誰かのために動ける人間こそ、最終的に誰からも認められる人間になると思うのです。そうすれば自ずと承認欲求が満たされる毎日が送れるのではないか。

それが私、りいちの見解です。

皆さんを巻き込んで一緒に幸せになる!そんなクリエイターを目指しています(´˘`*)