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1つの作品を完成させるためにきめたこと

いしかわゆきさんの書く習慣という本がある。

書くハードルを下げるための様々なことが書かれていて、何か書いてみたいけど何を書いたら、とかこの程度で投稿していいのかな、なんていう気持ちを払拭して後押ししてくれる、そんな本。

わたしがこの本を読んで、すごーーく書くことが楽になったと思うのが「どんな形でもいいからおわらせる」というところ。

「書き手がおわりを決めたらいい」と書いてある。

実際noteでもなんでも文章を書いていて、おわり…どうしよ、と思ったことはないですか?
私はしょっちゅう思っていて。

言いたいことは書いたとして、どうやっておわろう。「おあとがよろしいようで」まではいかなくても、なんか気の利いた締めの言葉とか、うまいこと言った方がいいんじゃないか。
有名な人とか最後にオチがついてたりして、え!これ考えてから書き始めたのかな?なんて。

でもいしかわゆきさんは

おわりは自分で決めていい。作者がおわりと言ったらそこがおわりなのです。と言っている。

完璧を目指すよりも大切なのが、おわらせること。

「書く習慣」いしかわゆき

だからわたしもおわりを決めて、文字でも「おわり」とつけるようにした。
別にこのあと何か続いてもよさそうな文末でも「おわり」です!としめる。
作者のわたしがおわったんだから!!!て感じで。

たまに記事の内容より締めどうしよって思ってたときがあって、それこそ本末転倒なのでは?と思った。芸人さんでもないんだからオチは別になくてもよくて大事なのは中身じゃない?と。

この考えはエッセイ漫画でも生きていて、おわり方に悩んだら「おわり」とつけるようにした。
4コマ漫画のような最後が超重要なものは難しいだろうけど、エッセイなら使える。
現に、日記とか日常の一部を切り取ってるような作品はむしろあった方が読者に伝わって読後感もいいと思ったりしている。

ということで

おわり


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