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【4,000字超え】教員からいきなりフリーランスになった私が、独立1年目を写真とともに振り返る。

新年度になりましたね。桜の開花とともに、新しいことが始まっていく季節になりました。

2023年3月に教員を正式に退職し、ちょうど1年前の4月に独立しました。この1年は育児と仕事、家事のバランスをとりながら働いてきました。

私はスクールカウンセラーと子育て世代向けのコーチングの2刀流でフリーランスとして活動しています。
今回はフリーランスやコーチやカウンセラーの仕事に興味のある方に向けて、この1年何をやってきたか、やってみた感想を四半期ごとに写真とともに、振り返っていこうと思います。

4~6月

4月(デビュー続きの4月)

2年の育休を経て独立した私。toB営業として通っている整体院さんにコーチングを導入していただけないか交渉するプレゼンをさせていただきました。初営業ですんごいドキドキしたのを覚えています。

またスクールカウンセラーとしての勤務も初めてだったので、各学校への挨拶と初勤務をさせていただきました。まず服装って何を着ていくのか?持ち物は?からわからなかった私。小中学校合わせて4校勤務したので、学校ごとに先生のお名前や場所を覚えるのにも必死でした。

ただ、一番思い出に残っているのは息子の入園。毎日泣いて登園したがらない息子。しかも風邪やら感染症やらで結局半分しか登園できず。後ろ髪ひかれる思いで送っていっていたのを思い出します。思っていたのと全く違う、ほろ苦さの残る4月でした。

カフェで作業したのも初めて。なんかドキドキして撮ったトイレのメモ。

5月(揺れる5月)

スクールカウンセラーとして初めての勤務だった私。発達検査の取り方や、ジェノグラム(家族構成)の書き方、カウンセリング技術の向上。やりたいことが溢れてきて、立て続けに講座に申し込んで勉強していました。

ふと「私カウンセリング?コーチングをしたいのか?」とわからなくなり、答えが出ずモヤモヤしていました。

独立前からお願いしていた、Instagramのデザインを作成していただく話も、なんだか始まってみたもののお悩み相談みたいになる始末。



コーチングを提供するものの、自分の足元がぐらついていた5月でした。

6月(継続してくれるクライアントが…0)

カウンセラーかコーチか。先をゆかれる先輩方に相談したりもしたものの、自分の中で結論が出ないまま6月を迎えました。だからこそ体験コーチングに来てくださるものの、うまくいかないまま終えたりが続き、ついに継続クライアントが0というまさかの月になりました。

今考えるとそりゃそうだ…自分が迷っているんだから…なのですが、このときは「もうどうしたら良いかわからない」と言った様子でした。

周りから見た自分や、求められている自分もわからず、ただときが過ぎていく感じでした。

そんなときにずっと参加したかったけど、息子の体調が読めず参加出来なかった彫金のワークショップ。「やっと行きたかったワークショップに行けた!やりたかったことができた!」という喜びもあった6月でした。

7~9月

7月(一皮むけた初夏)

そして夏が来ました。学校の1学期がちょうど終えそうなタイミングに、千葉県茂原市で子どもの居場所支援や塾をされているStudyBaseさんに「カウンセラーの仕事について」というテーマで交流会にお呼びいただきました。

ちょうど自分の方向性に迷っていた時期。StudyBaseに行かせていただくことも私の中での大きな転機でした。というのも茂原市までは車で1時間半。自分で運転して行き、会いたかった人に会う。

元公務員のひかるさんがStudyBaseを作られたのも、ちょうど2023年。教員から独立された同期なのです。同期のつながりも生まれて、刺激を受けた7月でした。

7月には自分の力の使い方を、カウンセラーではなくコーチとしてやっていこうと覚悟を決めていました。

8月(悔しくてコーチ仲間に泣きつく)

そしてコーチとして生きていくことを決めた私。8月からひかるさんを始め、毎月1回ゲストをお呼びし、キャリアを変えたい方に向けてイベントを開催しはじめました。

また無料でのコーチング相談会を開催しはじめたのも、この時期でした。

また1ヶ月半という学校の夏休みを利用して、リアルで様々な会に顔を出していました。その一つが、私が住む江戸川区の起業家女子交流会。そこでオラクルカードという占いのカードを話のネタにさせていただいたり。リアルとオンラインの営業活動に重きを置きはじめていた時期でした。

ただ反面、お会いする方々にコーチングの良さを伝えたり、魅力を伝えようと思ったりしても、自分の実力不足を痛感させられることが多く、コーチ仲間に会うたびに悔し涙を流していた時期でもありました。

「もっと私だったらできるはずだ…!」「まだまだ終わりではない。やれることがきっと残っているはず。」

そう思いが湧くものの、どうやったらそこにたどり着くのかわからずただただもがいていた時期でした。

9月(覚悟を決めてただ突き進む9月)

私はママ向けにコーチングを届けたいという思いが強かったので、地域のママ会を主催してみることに。リアルとオンラインと両方で繋がりを増やす。これが私の一つのやり方になってきました。

予祝会のワークショップで引いた今の自分を表すカード

近所の公園で出会う初対面のママにビラをお渡ししたり、ポスティングして回ったり、配ってくれる方を募ってお願いしてみたり、保育園や公民館に頭を下げてポスターを貼ってもらえないか依頼したり…そんなことをすることに喜びを感じていた時期でした。(なんかやっている感もあったし、前に勧めている実感もあったからかな?)

ワークショップに参加したり、セルフコンパッションの講座を申し込んで受けてみたり…そんなインプットとアウトプットを両方やっていました。

10~12月

10月(ちょっとずつ花開く10月)

・リアルのママコミュニティ運営
・月1のセミナー開催
・いろんな場に顔を出してつながりを増やす
・SNS(Instagram,X)の日々の発信

こうしているうちに少しずつ体験コーチングにお客様が来てくださることが増えてきました。お友達や身近な方が少しずつ受けてくださるようになったのです。私はどこのコーチングプラットフォームにも乗っていない野良のコーチ。

だから私を選んでくれるお客様との出会いがすべてなのです。が、ネックになっているのが「セールス」。教員経験だけの私はセールスは全くの初心者。営業したこともなければ、サービスを売ったこともなかったのです。


教員時代の私。営業とは無縁の世界でした。



せっかく興味のあるお客様に出会っても、うまく価値が伝えられないとコーチングの魅力が伝わらないので、もどかしさを感じていました

セールスに関する本を片っ端から5冊以上読んで、「あぁでもない、こうでもない」と考える日々。そんな私のブレイクスルーになったのが、コーチ向けのセールス講座。そのおかげで成約率が50%程度だったのが、80%を超えるようになりました。

「やったらできるかも」とちょっとずつ自信になった10月でした。

美味しいアフタヌーンティも食べられた。

11月(オーストラリアがブレイクスルーへ)

11月のはじめにちょうど家族のタイミングが会い、思い切ってオーストラリアに行くことに。
そこで念願だったグレートバリアリーフでダイビングをしました。
「これが一体仕事に何の影響が…?」と思うかもしれません。が、そこは個人事業主。何をしても自分の仕事の種になるものです。

私はダイビング初経験でしたが、想像している以上に生死の危険を感じる出来事でした。「人は死ぬ気になったら何でもできる」と言われます。私はダイビングで怖さのリミッターが外れたのです。

これは潜る前。このときは何も知らなかった。

そこから「人生1回しかないし、やりたいことをやろう。怖いものはない。」とより力を込めてコーチングを届けていこうと決意しました。そして自分の制限を解除する喜び。その先にある景色をみる楽しさを知りました。

私も「自分の制限を超えて生きていきたい」という自分の人生の目標が見つかりました。このオーストラリア旅行がきっかけになって生まれたのが、書道と対話を組み合わせたワークショップです。

オーストラリアで食べたハンバーガー。私の顔なぜこうなった。

12月(書道ワークショップを企画したい)

書道はずっと好きだった私。でも心のどこかで「私は書道の師範でもないし…うまさは教えられない…」と諦めていました。
自分なりに形にする方法はないかと模索した12月。

また2週間アデノウイルスというはやり目に侵され、感染症とも戦った月でした。感染症で学校での勤務ができなくなり、コーチングのみの仕事に専念させていたがきました。日々私は「時間の使い方=命の使い方」だと思って生きていますが、これからどう時間を使っていくかも考えた時期でした。

さらにInstagramを毎日投稿するというチャレンジもやった12月でした。その結果、投稿を見てお申し込みをしてくださった方が現れたりと、少しずつSNSの更新を仕組み化し、伝えたいメッセージを届けていこうと思った2023年の締めくくりでした。

1~3月

1月(過去イチの売上を更新)

年が明けた1月。12月に勤務できなかった学校に勤務させていただくことが多かった月でした。その分、カウンセラーとしての経験を積み、保護者や子どもへの支援の仕方や先生方との連携をスムーズにできるようになってきました。(カウンセラーらしく少しはなったかな)

また一番うれしかったのは、継続コーチングのお客様が10名を超え、過去一番の売上を達成することができたこと。4月から「常時10人」を一つの目標にしていたので、達成できてすごく嬉しかったです。ただその分襟を正して、お客様に価値をきちんと届けていこう、一人ひとりを大切にしようと思った月でもありました。

2月(書道ワークショップ初開催)

そして2ヶ月準備したワークショップを初開催できた2月。ただ前日に息子が41度熱を出し急遽会場を変更してのドタバタ開催。開催するかもすごく悩んだけど、参加してくださった方の熱量を感じると、一気に「やってよかった〜」と思える回でした。

と同時に、年始から頑張りすぎて後半失速した2月でした。(冬はもともと苦手傾向にあるヨワヨワな私)風邪や流行病にかかることはありましたが、独立して初めて、精神的にきつく「ちょっとコーチングから離れたい」と思った2月でした。

3月(noteを平日毎日更新)

3月に入り、マイコーチとの約束で自分の届けたいものを届けるために、毎日note更新とXを息を吐くように更新すると約束をしました。その結果、noteは平日毎日更新、XもInstagramのストーリーも毎日更新することができました。

コーチ仲間とアートピクニック。楽しかった〜!

そしてコーチを子育て世代にもっと届けていくために、カウンセラーのお仕事を一つ手放すことにしました。月に10万円近くのお金を定常的にいただいていたので、痛みが伴ったのですが、数ヶ月考えてようやく手放すことができました。初経験の小学校での勤務ということで、貴重な体験をさせていただきました。

明日は令和6年度に何をやりたいと思っているかを書こうと思います。お楽しみに!

2024.4.1 2期目に入りました!皆様ありがとう!

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