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苦労は買ってでもするもの?子供にお手伝いをさせない理由

うちの子たちは、正直お手伝いを進んではしてくれません。というか、あまりさせてないんです。
それは、私達夫婦がそれぞれ育ってきた環境が真逆であったにも関わらず、そこは一致した子育て方針でした。

旦那の実家は自営業で、子供の頃からことあるごとに手伝わされ、今でも帰省すると何かと使われています。
店の手伝いだけでなく、大人になって役に立つからと、小学生の頃からご飯を作らされていたようです。
リビングでテレビを見ているとすぐに「揉め!」と言われ、指が変形するほど父親をマッサージしていたとか。
子供の頃から無給で働かされていたパパは、子供達には逆に何も求めません。

4人とも今はお姫様でいい。大人になったらイヤでも苦労する。必要に迫られれば家事なんて誰でもできるようになるんだから、無理にさせる必要ない。

これが我が家の考えでした。
でも案外、自然と私と話す為にキッチンに来て、話しながら色々と手伝ってくれ、自然と色々覚えていく。
私が体調悪いと、案外なんでもできている!と気づく。
そういえば、幼稚園とかなんでもやりたくてしょうがない時期、めんどくさいなぁと思いながらもやらせていたな。

やっぱりお手伝いって、親がラクする為にするんじゃなくて、子供が自分からやりたい!と思ったらやればいい。
必要に迫られたらできるもんだ。

実はこれ、私の母のやり方でした。
私はあまり家の手伝いをした記憶がないのです。
でも、大学生の時に母が入院して、家事をすべてすることになったとき、案外全部できていたのです。
母によると、私も母が料理していた横で、何かと動いていたらしいです。そして、

手伝っているつもりはないけど、自然と家事を覚えていく。大事なのは、手伝わされてると思わせないこと(笑)なのかもしれません。

なのでうちの子、普段はお手伝いゼロの日も多いです。
写真は、先週私の誕生日に長女が焼いてくれたチョコレートケーキです。味も絶品でしたが、何より感動したのは、片付けまでちゃーんとできていたこと。
良いお嫁さんになれそうな予感!


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