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【商業出版する方法+#204】商業出版とは結局何なのか?

元KADOKAWAのビジネス・実用書出版コンサル+編集者+ビジネスプロデューサーの渡邉です。
 
「商業出版」の定義について、どうにもまだまだ散漫なところがあるので、改めてお伝えしておきます。

■結局「何が決めて」となるのか?

商業出版を定義する決め手・・・それはもうここに尽きると思います。

>出版社が発刊し、全国の書店で流通(ISBNコード取得)し、取り扱い可能な「紙の本」

もうこの一言で言い表されちゃうかな〜って感じです。

逆に言えば上記に当てはまらないのは、基本商業本とは言わないかな。

それこそ
・電子書籍
・オンデマンド出版

みたいなものに振り分けられます。
Amazonで取り扱うから「商業出版」!ではないんですよね。。実態は。

>リアル書店での取り扱いがないと、「商業出版」とは言えない

かなあ。と私は思います。

・出版社の名前がついて
・ISBNコード(書店に流通するために本つけるバーコード)があり
・紙で印刷/製本されている

てこの3点を満たしてないと商業本とは言えないかな。

ちなみに「オンデマンド出版」てのは、プリントオンデマンドという仕組みやシステムを使って「注文が入ったら印刷して消費者に送る」という商品です。
基本商業本の世界では、こういうことはしません。

最初から「大量に刷る」ってことがデフォ。
だから100冊〜500冊ってのは商業本としてビジネスが成り立たないので、厳密に言えば商業本の部類には入らない。
今のビジネス書界の平均として3000部〜5000部以上スタート!って感じです。
こうしないと、、ビジネスとして成り立ちませんので。
 
 
なので、電子書籍だったりオンデマンド出版を「商業出版」と謳う会社やプロモーションには気をつけられた方が良いかと。
そもそも規模的に極小部数だし、リアル書店で流通しないので、厳密にいうと「商業本」とは違うよーって話です。


そしてこういう話をすると必ず出てくるのが、、


「では、著者がお金を払って出す出版はなんですか?」

って話になってきますが、、
それについて書くとまた長くなるので、今日はここまで。
おって続きを書きます。


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