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天気がいいのに

めちゃくちゃ天気がいい。おひさまがニッコニコ。なのに…花粉症のオットのため、洗濯物や布団を外に干せない。素晴らしい陽射しがもったいない。

思えば、若かりし頃、わたしはこの陽射しをことごとく無駄にしてきた。深夜まで起きていて、なにやらごそごそと夜更かしばかりして朝は全く起きられなかった。たくさん寝ることが若者の特権だと思い込んでいた。馬鹿め!タイムマシンに乗って行って、わたしの後ろ頭をひっぱたいてやりたい。

働き始めると、生乾きの洗濯物をもう一度洗い直す日々だった。アホか!タイムマシンが何度でも使えるなら、もう一回行って、わたしの寝ているところでフライパンをガンガン叩いてやりたい。仕事に行く前に洗濯物をほせよ!ああもったいなかった。

今、陽射しを使えないなら、どうしてあのとき使っておかなかったのだろう。陽射しは永遠にわたしたちの物だと思い込んでいたのだ。地上に生きる限り、この陽射しは常に利用できる、と思っていたのだ。違うー!もう一回タイムマシンで戻って行って、わたしに言ってやりたい。いいか。明日もまた晴れると思うなよ。晴れたとしても、PM2.5とか放射性物質とか花粉とか、降ってくる日がやってくるぞ。今のうちに洗濯物は朝に干せ。布団はこまめに干しておけ。ついでに干物やドライフルーツを作っておけ。(これは趣味分野)

待てよ。タイムマシンに乗って行かなくても、当時も母や祖母が「起きなさい」「おてんとうさまを大事にしなさい」と言っていたではないか。
あああ〜。いうことを聞いておけばよかった。甘えていた。

もったいないことをしたなあ。さて、洗濯物を部屋に干すか。それにしても、腹立たしいのは、ムスメがまだ寝ていることだ。

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